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尹大統領の支持率崩れ20%台…「経済・物価、仕事ができない」[ギャラップ=韓国]

登録:2024-02-02 19:48 修正:2024-02-03 07:46
尹錫悦大統領が1日、京畿道城南市盆唐のソウル大学病院で開かれた「国民と共にする民生討論会」で発言している=大統領室写真記者団//ハンギョレ新聞社

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の職務遂行に対する肯定評価が9カ月ぶりに20%台を記録したことが分かった。

 韓国ギャラップが先月30日から今月1日まで、韓国の満18歳以上の1000人を対象に調査し、2日に発表した結果によると、尹大統領の職務遂行を肯定的に評価するという回答は29%、否定的に評価するという回答は63%だった。その他、肯定、否定のどちらでもないという回答が3%、回答拒否は5%だ。尹大統領の職務肯定率が30%を下回ったのは、日帝強制動員賠償問題などが尖鋭に絡んだ昨年4月以来9カ月ぶりだ。昨年4月2週目の調査で、尹大統領の職務肯定評価は27%を記録した。

 一方、否定評価は63%で、先週の調査と同じ水準だった。尹大統領の職務遂行を否定的に評価した人々は、その理由として「経済・民生・物価」(19%)を第一に挙げ、「意思疎通不足」(11%)、「独断的・一方的」(7%)、「外交」(6%)などが後に続いた。「キム・ゴンヒ女史問題」も否定評価の理由の6%を占め、「拒否権行使」は5%を記録した。

 将来の次期指導者を尋ねる質問では、野党「共に民主党」のイ・ジェミョン代表が26%、与党「国民の力」のハン・ドンフン非常対策委員長が23%で、それぞれ1、2位となった。1月2週目当時の調査では、イ代表が23%、ハン委員長が22%をそれぞれ記録した。

 政党支持率は共に民主党が35%、国民の力が34%と現れ、イ・ジュンソク代表が率いる改革新党とイ・ナギョン元首相の立ち上げる新党は各々3%を記録した。正義党と基本所得党の支持率はそれぞれ1%だ。

 韓国ギャラップの調査は、携帯電話の仮想番号の無作為抽出による電話調査員のインタビューで行われた。信頼水準95%に標本誤差は±3.1ポイント。回答率は12.7%。詳しい内容は韓国ギャラップまたは中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照。

オム・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/election/1127014.html韓国語原文入力:2024-02-02 18:14
訳J.S

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