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裁判所 "全教組 名簿公開 止めなさい"

登録:2010-04-28 05:17
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/418070.html

原文入力:2010-04-27午後07:44:18(928字)
掲示禁止 仮処分申請 受け入れ
未削除時は毎日3千万ウォン 払わせる
チョ・ジョンヒョク議員 "削除はしない"

チョン・インファン記者

チョ・ジョンヒョク ハンナラ党議員がインターネット ホームページに公開した教員団体・労組加入現況実名資料を削除せよとの裁判所の決定がなされた。 これは教員団体・労組所属教員名簿の公開の違法性を認めたもので、今後提起される損害賠償請求訴訟などに少なくない影響を及ぼすものと見られる。

ソウル南部地方裁判所民事合議51部(裁判長 ヤン・ジェヨン)は27日、全国教職員労働組合(全教組)と所属教師16人がチョ議員を相手に出した名簿掲示禁止など仮処分申請を受け入れた。また裁判所はチョ議員側が教員名簿などをホームページから外さなければ一日に3000万ウォンずつの間接強制金を払うよう決めた。裁判所は決定文で「公開禁止仮処分申請時の決定理由に従い(掲示物削除仮処分申請も)認容する」と明らかにした。

先立って裁判所は去る15日、全教組がチョ議員を相手に出した実名資料公開禁止仮処分申請に対し「生徒と父兄の学習権や教育権と直接関連がないすべての教員らの労働組合加入有無と加入団体実名情報を全て公開することは、教員と所属団体の権利を不当に侵害する可能性が非常に大きい」とし「インターネットと言論等を通じてこれを公開してはならない」と決めた経緯がある。

この日の決定に対してオム・ミニョン全教組スポークスマンは「裁判所を欺いたことに対し厳格な判断が下された以上、チョ議員は40万教師の個人情報を侵害した不法行為に対し丁重に謝らなければならない」と話した。しかしチョ議員側は「憲法機関である国会議員の議院活動は民事裁判の対象ではない」として「すでに憲法裁判所に権限争議審判を要請したので掲示物をおろさない」と明らかにした。

チョン・インファン記者 inhwan@hani.co.kr

原文: 訳J.S