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合同調査団 "天安艦 タービン室 左舷下段部で水中非接触爆発"

登録:2010-04-25 19:01

原文入力:2010-04-25午後02:45:39(1128字)
"船体切断面および内・外部肉眼検査結果 水中爆発と判断"

政府, 29日まで哀悼期間…犠牲者全員 1階級進級 叙勲

イ・チュンシン記者

←24日午後、仁川,甕津郡,ペクリョン島の引揚海域で引揚げられた天安艦艦首に懸かっていたチェーンが分離している。 ニューシス

天安艦の沈没原因を調査している民軍合同調査団が25日、艦首調査結果を発表した。

合調団は24日引き揚げられた艦首切断面を調査した結果 「水中接触爆発よりは非接触爆発の可能性が大きい」と明らかにした。ユン・トゴン合調団共同調査団長はこの日午後2時、国防部ブリーフィングルームで 「船体切断面および内・外部肉眼検査の結果、水中爆発と判断される」と話した。ユン団長は「艦首船体の弾薬庫と燃料タンクは損傷なく、電線被覆状態も良好だ。内蔵材も燃えた痕跡がなかった」として「内部爆発の可能性はない」と明らかにした。

合調団は調査の結果 「天安艦タービン室左舷下段部で爆発が発生したと見られる」と話した。その理由として「調査員らが引き揚げた天安艦を実測した結果、総延長88mの左舷艦首が47.6m,艦尾37.5mで左舷部で3.2メートルが流失しており、右舷部は艦首45.4m,艦尾33mで約9.9mが流失していること」を挙げた。ここはガスタービン室の位置する部分だと説明した。

引き続き 「すべての船倉部分が上側に曲がった」として「これは圧力が下から上に作用した結果で、これといった穴がないことと同時に接触衝撃ではない圧力による切断と判断される」と話した。

また 「(天安艦内に設置された)安全器も詳しく見れば圧力を受け上にゆがんでおり、方向が曲がった状態」とし「これを調査すれば(爆発威力が)分かるだろう」と話した。

この日12時、チョン・ウンチャン国務総理は天安艦関連対国民談話を発表した。キム・テヨン国防部長官はこの席で、天安艦沈没事故原因と関連して「バブルジェットに最も近いのではないかと考えるが、その他の方法も調査で検討中」と話した。

政府は25日、天安艦殉国将兵らの葬儀および哀悼計画と関連、海軍葬で進行される葬儀期間を‘国家哀悼期間’とし、告別式が挙行される来る29日を‘国家哀悼の日’に決めた。海軍本部はこの日‘天安艦’犠牲将兵46人を1階級ずつ進級を追叙した。

イ・チュンシン記者 cslee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/417635.html 訳J.S