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ファン・ジャンヨプ殺害指令 南に送り込まれたスパイ 2名拘束

登録:2010-04-21 10:58
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/416984.html

原文入力:2010-04-20午後09:52:31(656字)
セトミンに偽装し入国企図

ノ・ヒョンウン記者

検察は北韓労働党秘書だったが脱北したファン・ジャンヨプ(87)氏を殺害しろとの指示を受けセトミンに偽装し南へ派遣されたスパイ2名を20日拘束したと明らかにした。

ソウル中央地検公安1部(部長 イ・ジンハン)と国家情報院は北韓人民武力部傘下偵察総局の教育を受けた後、セトミンに偽装し国内に入り、ファン前秘書を殺害しようとした疑惑(国家保安法違反)でキム・某(36)氏とトン・某(36)氏を20日拘束した。

検察によれば、これらは昨年11月人民武力部偵察総局で教育を受けた後、ファン・ジャンヨプ前秘書を殺害せよとの指示を受けタイから密入国を試みる過程でタイ当局に摘発され、強制送還される方式で国内に入ってきた。これらはセトミンの偽装脱北有無などを審査する安保当局の‘合同尋問センター’で北韓工作員の身分があらわれ、まもなくファン氏に対する殺害指令を打ち明けたと検察は伝えた。

北韓偵察総局は海外工作業務を担当する人民武力部傘下機関を拡大改編した組織であり、昨年2月の改編後、工作員を韓国に送ろうと試みたことは今回が初めてだと検察は説明した。

ノ・ヒョンウン記者 goloke@hani.co.kr

原文: 訳J.S