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キム・ジェチョル社長 "労組要求 受容できない"

登録:2010-04-19 11:03

原文入力:2010-04-19午前08:37:27(1222字)
強硬対応方針 再確認…MBCストライキ長期化する公算

パク・チャンソプ記者,キム・ギョンホ記者

←キム・ジェチョル<文化放送>社長が18日午後、ソウル,麻浦区,孔徳洞のロッテシティホテルで記者会見を行い、去る17日付<ハンギョレ>を掲げて見せ、自身と関連した報道内容に反論している。 キム・ギョンホ記者 jijae@hani.co.kr

去る5日に始まった<文化放送>(MBC)労組のストライキが2週間続いている中で、キム・ジェチョル社長がストライキに対し懲戒・告訴など強硬対応方針を明らかにした。だが文化放送労組は社長が退陣しない限り、ストライキを撤回しないと対抗し労使衝突の可能性が高まっている。

キム社長は18日午後、ソウル,麻浦区,孔徳洞のロッテシティホテルで記者会見を自ら要望し、「労組の行動は不法ストライキなので、月給はもちろん成果給まで徹底して休業無賃金を適用し、時間が過ぎても業務に復帰しなければ懲戒手続きや損害賠償訴訟,業務妨害疑惑告訴などを進めるほかはない」と話した。

彼は続けて「労組ではキム・ウリョン前放送文化振興会理事長を告訴し、ファン・ヒマン副社長任命を撤回しろと要求しているが、(労組が)2つの前提条件を撤回しない限り、冬が来ようが会社の対応を変えることはない」と話した。キム社長はファン・ヒマン氏人事に対する労組との合意は、ファン氏を報道本部長に座らせないということであったし、キム・ウリョン前放文振理事長告訴の件は労組がストライキを解除すれば考えてみることができると付け加えた。

彼は労組が継続して出勤を阻止すれば、会社近隣に別に社長事務室を用意するという腹案も明らかにした。

キム社長は‘大きな家’の指示により人事考課など合理的な根拠もなく地域文化放送と子会社人事をしたのではないかとの質問に対し、全面的に自身の判断に従ったものだったと説明した。だが最高等級のSを受けた人は30%程度を任命し、残りの社長はそれ以下の人事考課を受けた中から選任したと話し、恣意的な基準が適用されたことを認めた。

これに対しヨン・ポフム文化放送労組広報局長は「キム社長が話した2つの前提条件はかなり以前に労使間の信頼回復のために出てきたもので、以後に私たちが公式に要求したことはない。我々が要求するのは社長退陣」として「キム社長が会社を滅ぼしかねない状況で、労組は決してストライキを撤回できない」と話した。労組はキム社長の出勤試図が予想される19日から、強力な出勤阻止闘争をはじめとして闘争水位を高めるという方針を立てている。

パク・チャンソプ記者 cool@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/416643.html 訳J.S