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リンスヘリコプター また海に墜落…乗務員全員無事

登録:2010-04-18 10:14

原文入力:2010-04-18午前09:21:14(932字)

←リンス ヘリコプター

西海上で哨戒任務を遂行中のリンスヘリ機が母艦復帰途中に墜落する事故が発生した。幸い死傷者は発生しなかったものの、今月に入りリンスヘリ2機が海に落ちるなど軍の憂患が重なっている。

18日国防部関係者は「前日22時13分頃、小青島海上南方12.7マイル(約20km)海上で未詳物体確認後、王建艦に復帰しようとしたリンスヘリ1機が王建艦付近の海に不時着した」とし「乗務員3人は王建艦に救助され、機体は海上に浮いている状態であり引揚作業中」と明らかにした。

リンスヘリコプターが確認した未詳物体については、現在まで正確に知らされていない。「不時着理由もやはり把握されていない」と軍関係者は伝えた。

先立って15日午後20時58分頃、全南,湫子島(チュジャド)東南方8マイル(約13km)の海上で哨戒任務を遂行中の海軍3艦隊司令部所属リンス ヘリ1機が墜落した。

この事故で主操縦士クォン・テハ大尉が亡くなり、失踪したホン・スンウ中尉,イム・ジュンス,ノ・スヒョン中佐など3人の生死はまだ確認されていない。

1971年に初めての試製機が出て以来、リンスヘリコプターは対潜水艦作戦(ASW)で卓越した性能を発揮し、西側世界の主要対潜水戦力に位置してきた。

リンスヘリコプターは水深300mまで下ろせる音波探知機‘dippingソナー’を利用し、潜水艦と潜水艇を探索し、これを撃退できる魚雷まで装着している。

我が国海軍は1990年代からスーパーリンスMk99型12機とMk99A型13機など計25機を導入したと知らされた。

軍当局は最近事故が相次ぐや、該当機種に対する緊急安全点検指示を命令したと分かった。
一方、<連合ニュースは>軍関係者の話を引用し、「未詳の物体は '鳥の群れ'と判明した」と報道した。だが墜落原因については「まだ把握されていない」と付け加えた。 ニューシス・連合ニュース総合

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/416528.html 訳J.S