原文入力:2010-04-14午前08:09:39(1585字)
“政府に‘手綱弛められた’検察 形態 深刻性伝えるべき”
チョン・モンジュン代表が招集した選挙対策会議で叱責
シン・スングン記者
←国会司法制度改革特別委員会が13日午前、国会で‘国民のための司法制度改革-検察関係法に関する公聴会’を開き、ノ・ミョンソン成均館大法学専門大学院教授の陳述を聞いている。 キム・ギョンホ記者 jijae@hani.co.kr
“キム・ジュンギュ検察総長が自主的に辞退すべき。”
“ハンナラ党指導部が政府と検察に現事態の深刻性を伝えるべき。チョン・モンジュン代表が政府と対話に出てくれ。”
検察に対するハンナラ党の不満がキム・ジュンギュ検察総長辞退論として広がった。与党指導部が検察の‘危険な疾走’にブレーキをかけなければならないという要求も溢れでた。ハン・ミョンスク前国務総理無罪判決にも関わらず別件捜査を強行し裁判所判決を公開的に批判した検察の形態に対する叱責だ。
12日夜、チョン・モンジュン代表がハン前総理無罪判決の後、ソウル市長選挙対策などを議論するためソウル地域議員を急に呼び集めた席であった。20人余りの議員が参加し10人余りが発言した。
“ハン前総理に対する別件捜査は話にならない。突然に情報提供を受けたという検察の話も納得がいかない。選挙を控えた時期も不適切だ。ハンナラ党支持者たちでさえ誤りだということに共感する。”キム・ソンシク議員は検察を正面から糾弾した。
イ・ミョンバク大統領の側近に分類されるある議員は「政界で(任期制の)検察総長の退陣を言い出すことはできないが、これほどになれば検察総長自ら去就を決めなければならない」として‘キム・ジュンギュ辞退論’を提起した。イ議員は「ハンナラ党が裁判所判決に是非を言うのも適切でないが、検察が無罪判決を公開的に批判するのも正しくない」として「私が検察総長ならば辞退しただろう」と話した。これに対し何人かの議員は「与党から検察総長辞退論が出てきたことが知られれば波紋が大きくなる」とし「会議内容を口外しないようにしよう」と話すこともした。
13日にも別件捜査中断要求が続いた。ソウル市長選挙候補として出たウォン・ヒリョン,ナ・ギョンウォン議員はこの日「別件捜査は地方選挙に致命的な被害を与えるかねない」として中断を促した。人材招聘委員長のナム・ギョンピル議員はあるラジオとのインタビューで「別件捜査はとても憂慮される。政権牽制論に燃料をくべ火をつける要因として作用しないだろうか憂慮される」として「地方選挙以後に先送りするのが良い」と話した。ナム議員は「今朝(言論を)見ると捜査状況に対する記事が出ていたが、検察が被疑事実を流すことに対する明らかな改革がなければならない」として「被疑事実を公表する(検察に対する)捜査から進行しなさい」と検察に直撃弾を飛ばした。
この日、国会司法制度改革特別委員会が主催した‘検察関係法に関する公聴会’でも検察改革要求が激しかった。ソ・ポハク教授(慶煕大法学専門大学院)は「検察総長の直轄部隊である中央捜査部の性格上、検察総長や政界の直接的影響力が行使される可能性が大きいので、最高検察庁中央捜査部は早く廃止しなければならない」と話した。ノ・ミョンソン教授(成均館大法大)は「信頼を受ける検察に新たに出るために、検事の捜査と起訴提起の適正性,正当性を国民が参加する裁判を通じて検証を受けるようにするのが望ましい」と話した。
シン・スングン記者 skshin@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/415965.html 訳J.S