原文入力:2010-04-12午後09:48:29(1527字)
[ハンギョレ世論調査] ソウル市長
オ・セフンと両者対決‘9.2→9.1→8→5.5→4.4%p’格差狭まる
多者対決でも6%p差… "無罪判決後 支持率上昇 影響"
イ・ジョンエ記者
←ソウル市長多者対決構図推移
民主党常任顧問のハン・ミョンスク前国務総理が‘1審無罪’判決を受けた後、ソウル地域の有権者の心が尋常でない。特に20~40代の無応答層が口を開き始めるなどの変化が感知され、これらの動きが状況を左右するものと見られる。
今回の調査はハン前総理に対する1審裁判所の無罪宣告直後の去る10日と11日2日間進行されたが、回答者に先入観を与えないよう質問項目ではこれに言及しなかった。
眼につく点はハン前総理の‘遅いが粘り強い上昇勢’だ。ハン前総理は野党圏単一化議論が始まった去る1月からオ・セフン市長との支持率格差を9.2%(1月15日)→9.1%(2月10日)→8%(3月12日)→5.5%(4月5日)格差と少しずつ減らし今回の調査では4.4%差まで狭めた。今回の調査の数値が1審無罪判決以後に突出的に現れた飛んだ結果ではないという話だ。まだ結実されてはいないが、この間野党圏で候補単一化が着実に議論されたこともハン前総理の支持率上昇と関係がなくはないようだ。
野党圏候補の乱立を仮定した多者対決構図でもハン前総理とオ市長の支持率格差が‘1桁’に狭まったという点も注視に値する。多者対決構図では2人の格差が最大21.3%(2月)まで広がるなど2桁差を示していたが、今回の調査ではその差が6%に減った。
ハン前総理でない他の候補で野党圏候補単一化がなされる場合には、オ市長の圧倒的優勢だった。ノ・フェチャン進歩新党代表が野党圏単一候補として出る場合、オ市長とは29.5%対50.4%で後れを取った。民主党のまた別の予備候補であるイ・ケアン前議員が出る場合にも22.5%対51%で劣勢を示した。
ハン前総理はハンナラ党の別のソウル市長予備候補らに比べても競争力を示した。ハン前総理はウォン・ヒリョン議員との仮想対決で39.9%対31.1%で8.8%先んじた。‘女性対女性’の対決構図を主張するナ・ギョンウォン議員との対決では41%対33.4%で7.6%の格差を示した。
‘若い層’の変化の兆しも注目される。ハン前総理は20~40代で各々57.1%,51.4%,51.6%を得て、オ市長に先んじた。反面、オ市長は50~60代で54.6~73.2%という圧倒的支持を得た。こういう結果は伝統的な民主党支持層(20~40代)とハンナラ党支持層(50~60代)の指向が反映されたものだ。ユク・チャンギュン ザ・ピープル チーム長は「この間‘よく分からない’と答える比率が比較的高かった20~40代年齢層が動いている現象が眼につく」と話した。先月ザ・ピープルの調査で20~40代は各々13.1~13.8%までが‘よく分からない’として留保の見解を示してきたが、今回の調査では留保的回答が5.9~11.3%に減った。多者対決構図でも若い層の留保的回答が先月12.6~13.3%から今月には6.4~13.3%へ減少した。ユク チーム長は「30~40代の無応答層が総じてハン前総理側に移ったものと見られる」と分析した。
イ・ジョンエ記者 hongbyul@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/415741.html 訳J.S