原文入力:2010-04-09午前08:40:58(1230字)
軍高位関係者 明らかにする… "他の哨兵, ドンという音の後、見ると白いものが空に噴き上がった"
国防部スポークスマン "国外海難事故専門家 支援受け客観的原因糾明する"
クォン・ヒョクチョル記者
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先月26日に沈没した海軍哨戒艦天安艦が事故当時、船体が真っ二つになり逆V字形になり空中に跳ね上がった場面を目撃したという海兵隊哨兵の証言を軍が確保したと分かった。
軍高位関係者は8日「ペクリョン島海岸警戒所の熱像監視装備(TOD)を運用する海兵隊哨兵が‘ドンという音を聞き、(TODを撮る前に)音がする方を見たところ、船が真っ二つになり空中に跳ね上がり逆V字形になっていた。その後すぐに水平になった’と話したと理解する」と話した。
この関係者は「哨兵が天安艦が逆V字になった姿を目撃したと話したことに照らしてみる時、外部衝撃があったものと見られる」と話した。一般的に船体外部から衝撃が加えられれば、気泡が膨張し艦艇を上に持ち上げ、船体が逆V字に曲がる。天安艦生存者たちも7日の記者会見で船体に2度大きな衝撃がきたとし、事故原因を特定しないまま‘外部衝撃’のためと見ると話した経緯がある。軍高位関係者は天安艦を逆V字形にした外部衝撃の原因として魚雷や機雷の可能性も挙論した。
軍による調査過程でこのTOD警戒所哨兵は、事故当時ドーンという音を聞き、音がする方向にTODを回したが録画ボタンを押すのが遅れ、船体が平たくなった時からTOD映像が録画されたと述べたと分かった。このTOD警戒所は事故地点から2.5km離れていることが分かった。
これと共に軍高位関係者は「ペクリョン島のまた別の海岸警戒所の哨兵が‘ドンと音がして見たところ、何か白いものが空に噴き上がった’と話した」と伝えた。この警戒所にはTODは配置されていないと知らされた。先立ってキム・テヨン国防長官は去る2日、国会緊急懸案質問で事故海上から880m離れたペクリョン島警戒所で、水中爆発の時に発生する水柱を目撃したようだという兵士の証言を公開した経緯がある。
一方、ウォン・テジェ国防部スポークスマンはこの日、定例ブリーフィングを通じ「現在としては天安艦沈没原因を正確に糾明することが最優先課題」として「政府では事件調査のために米国,英国,オーストラリア,スウェーデンから海難事故調査専門家の支援を受け、一層科学的・客観的に事故原因を糾明していく」と明らかにした。これと共に軍は天安艦沈没で発生した各種破片と残骸の位置を確認し、引き揚げ作業を準備中だと知らされた。
クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/415215.html 訳J.S