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韓日の安保担当高官、オンラインで初協議…北朝鮮の人権問題知らせることに協力

登録:2023-04-08 06:09 修正:2023-04-08 07:18
チョ・テヨン新国家安保室長が先月30日、龍山大統領室で所感を述べている=大統領室写真記者団//ハンギョレ新聞社

 チョ・テヨン新国家安保室長と日本の秋葉剛男国家安全保障局長が7日、初顔合わせを兼ねたオンライン協議を行い、韓日、韓米日協力を強化していくことにした。

 大統領室はこの日報道資料を出し「チョ室長と秋葉局長が安保・経済・社会文化分野の協力を具体化していき、インド太平洋地域の平和と繁栄を促進する努力を共に傾けていくことにした」として、このように明らかにした。両人はここのところ北朝鮮が挑発を続け国際社会への脅威を高めていることを厳しく受け止め、韓日、韓米日の協力を強化していくことで一致したと、大統領室は明らかにした。

 チョ室長は特に「両国が北朝鮮内の拉致被害者、抑留者、国軍捕虜、脱北民、離散家族と関連した北朝鮮人権問題の実状を国際社会に正確に知らせ、協力していかなければならない」と強調したという。秋葉局長も共感を示したと、大統領室は伝えた。両国は今年5月に広島で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)の成功に向けて共に努力していくことで合意した。

 日本の岸田文雄首相は先月20日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領をG7サミットに招待しており、大統領室は「韓日首脳会談の結果による肯定的措置と評価する」という立場を示した。

キム・ミナ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1087014.html韓国語原文入力: 2023-04-08 00:24
訳H.J

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