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韓国野党代表の元秘書室長、遺体で発見される

登録:2023-03-10 03:28 修正:2023-03-27 07:31
城南寿井警察署提供//ハンギョレ新聞社

 共に民主党のイ・ジェミョン代表の京畿道知事時代の初代秘書室長が、9日に自宅で死亡しているのが発見された。

 京畿道の城南寿井(ソンナム・スジョン)警察署などの説明を総合すると、この日午後6時40分ごろ、京畿道知事の元秘書室長のJさんが城南市寿井区の自宅で遺体で発見された。警察は現場の情況証拠などをもとに自殺とみている。警察の関係者は「遺書と推定されるメモを家族に残したと認識している」と語った。メモの内容は公開されていない。

 Jさんは一時、イ代表の最側近とされていた人物だ。イ代表の城南市長時代に秘書室長、企調室長、寿井区長を務めた。イ代表が2018年の地方選挙で京畿道知事に当選した際には「京畿道知事職引き継ぎ委員会」で当選者秘書室長を、京畿道知事就任後は初代秘書室長(別定職4級)を務めた。その後も京畿道傘下の公企業である京畿住宅都市公社(GH)で経営企画本部長を務めた。2021年11月のイ・ホンウク同公社元社長の辞任後は社長職務代行も務めた。昨年12月の退職後は、これといった対外活動はしていなかったという。

 Jさんはこれまで、イ代表をめぐる各種疑惑の前面に浮上してはいないものの、たびたび名があがっていた。昨年、イ代表の自宅の隣家に(GHの合宿所として賃貸された)「陰の実力者のアジト」が設けられていたという疑惑がふくらんだ際に、その家を貸与したGHの責任者がJさんだった。検察は「GH合宿所疑惑」についての捜査を進めたが、立件されたのはイ・ホンウク社長と担当職員のみだった。

 最近では、1月31日に水原(スウォン)地裁で開かれたイ・ファヨン元京畿道平和副知事のサンバンウルグループ贈収賄疑惑事件の公判で、Jさんの名があがっている。証人として出廷したサンバンウルグループの関係者は、2019年5月に京畿道知事の秘書室長だったJさんがイ・ジェミョン知事に代わって(サンバンウルの)キム・ソンテ会長の母親の葬儀に弔問に来ていたと証言した。サンバンウルグループの対北朝鮮送金疑惑を捜査中の水原地検が、Jさんがキム会長の弔問の際にした発言をサンバンウル関係者から確保したという報道も最近なされている。検察はその報道について「捜査中の事案なので答えられない」と述べるにとどまった。

 Jさんの自殺が、最近のイ代表に対する検察の捜査と関連があるかどうかは、明確に確認されていない。警察の関係者は「Jさんがイ代表に対する検察の捜査の捜査線上にあがっているのかは正確には分からない。死亡の経緯はさらなる調査が必要だ」と述べた。

イ・ジョンハ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/capital/1082976.html韓国語原文入力:2023-03-10 00:12
訳D.K

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