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無気力な日本

登録:2010-03-12 21:49

原文入力:2010-03-12午後07:33:22(1241字)

チョン・ナムグ記者

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"日本 将来の夢・希望ない" 大学生 65% 憂鬱な展望

日本若者の相当数は将来を不安に思う

資産運用会社フィディティ信託が去る1月、インターネットを通じて大学2~4学年2200人を対象に調査し11日に発表した内容を見れば、大学生の65%は "日本の将来に夢や希望を持つことはできない" と答えた。

夢を持つことができない理由を複数回答するようにした結果 "国家の財政赤字が深刻で若い世代に過度な負担が戻ってくる" という回答と "雇用不安が続く" という回答が各々70%に達した。また "公的年金の世代間格差が消えない" という回答が55%, "所得が増えず豊かな生活を期待しにくい" という回答が51%と現れた。

若者たちは何よりも社会保障の安定的持続を望んでいる。社会保障に対し35%が "現役世代の負担が多少増えても公的年金支給額の現水準を維持する必要がある" と答え、20%は "大きな負担になっても福祉・医療は充実させなければならない" と答えた。回答者の過半数が負担が増えても社会保障水準の維持や向上を望んだわけだ。

しかし、減少する人口のために年金財政は不安定だ。日本政府は最近、年金改革作業に本格着手した。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
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お金がなく健康保険料払えず
昨年 33人が無念の死

日本で自営業者や退職高齢者たちが加入する国民健康保険保険料を適時に払えず、病院治療を受けられずに死亡した人が昨年少なくとも33人に達したことが分かった。保険証がありながらも経済的理由から治療を受けることができずに死亡した人も10人だった。

11日<東京新聞>は全日本民主医療機関連合会が加盟医療機関から報告を受け調査した結果を引用しこのように報道した。長野県のある肺癌患者(39才)の場合、初診2ヶ月前から自覚症状を感じ始めたが保険証がないため病院に行くことができないと感じ、治療を受けずに過ごし死亡した。死亡者を職業別に見れば無職が18人、非正規職労働者が9人、自営業者2人、年金受給者2人、路上生活者1人などで、50代と60代が各13人ずつで最も多かった。

保険証を持っているにも関わらず、自己負担金を払う能力がなく治療を受けることができずに死亡した人は全て50代~70代の男性だった。

連合会は "景気悪化で貧困層が増え、貧富格差が拡大する中で低所得層は医療サービスさえもきちんと受けることができない深刻な状況が再度確認された" と診断した。

東京/チョン・ナムグ特派員

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/409812.html 訳J.S