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韓国 性平等 相変らず‘60点’

登録:2010-03-04 10:17

原文入力:2010-03-03午後09:29:57(931字)
4年間 足踏み…意志決定部門‘最悪’

イ・ワン記者

2008年部門別 性平等指数

<韓国放送>KBS2チャンネル<ギャグコンサート>の人気コーナーである‘男性人権保障委員会’(南保員)が主張するように、我が国社会で女性の地位は過度に進展しただろうか? 韓国女性政策研究院は完全な性平等がまだまだだという研究結果を出した。

女性政策研究院が女性部の依頼を受け3日に出した‘性平等指標開発および測定方案研究’によれば、2008年現在 韓国の性平等点数は0.594点だった。完全な不平等は‘0’,完全な平等は‘1’として点数を計算した結果だ。100点満点で見れば韓国社会の性平等点数は60点にも達していないわけだ。

女性部は 「性差別水準と改善程度を客観的に把握するため、国際市民団体‘ソーシャル ウォッチ’が開発した‘性平等指数’(GEI)方式で国内で初めて指数を算定した」と明らかにした。福祉,経済活動,意志決定,文化・情報など8ヶ部門別に男性と比べた女性の平等程度を分析した。

性平等点数を年度別に見ると、2005年 0.584点, 2006年 0.589点, 2007年には0.594点であり、3年間で0.01点の向上に終わった。部門別では、意志決定部門が0.116点で最も劣悪だった。女性国会議員(41人)比率は2008年13.7%に終わり、5級以上公務員の中で女性公務員は2064人で10%に過ぎなかった。福祉部門も0.323点と低かったが、女性が男性に比べ貧困世帯主が多いのに公的年金加入者が少ない点などが問題として指摘された。

キム・テホン女性政策研究院選任研究委員は 「性平等水準が全般的に改善されたが、意志決定および福祉,家族部門の性平等促進のための政策が至急必要だ」と診断した。女性部は今年中に性平等指標作成のための法的根拠を用意すると明らかにした。

イ・ワン記者wani@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/407985.html 訳J.S