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地方共同政府? 仮設政党? 公認配分?…

登録:2010-02-26 08:48

原文入力:2010-02-24午後09:29:16(2063字)
全野党陣営 連帯論議 熱気
野5党 討論会…‘共同政府’には意見同じ
チョン・ドンヨン‘連合政党’主張には 協議機構 "反対"
ユ・シミン‘公認配分論’に民主 "分け合って食べる式"

ソン・ホジン記者,キム・ジョンス記者

←野5党と市民社会が6・2地方選挙連帯方案を議論するため24日午後、ソウル,中区 貞洞のフランチスコ会館で開いた‘2010地方選挙連合政治実現共同政策討論会’で各団体代表者らが討論を行っている。この討論会には民主党,民主労働党,進歩新党,創造韓国党,国民参加党など野党と2010連帯,民主統合,市民主権,希望と代案などの市民社会団体連帯機構が参加した。 キム・ジョンス記者jongsoo@hani.co.kr

野党圏で‘6・2地方選挙’全野党陣営連帯方式を巡る議論に火がついている。‘地方選挙共同勝利のための野5党交渉会議’という公式機構を立ち上げた野党らは24日‘地方共同政府構成と運営’を主題に討論会を開き、連帯の条件を模索した。こうした中で最近、国民参加党のユ・シミン前保健福祉部長官が‘公認配分論’を提起したのに続き、チョン・ドンヨン民主党議員がこの日‘連合政党論’を提案して出て、連帯方式に関する論議も熱くなっている。

■地方共同政府は可能か?
野5党は現在、連帯方式,政策連合を夫々論じる2つの交渉チームを並行稼動し、この日までに4次公式交渉を行った。連帯方式については大きな進展がないが、選挙連合を通じて勝利した地域で連帯主導者が行政に一定部分参加する地方共同政府運営には意見の差が狭まる流れだ。

この日の討論会に出席したユン・ホジュン民主党事務副総長は「(地方自治体の)執行部を共同で構成することにはならなくとも、各種諮問委員会の共同参加,傘下団体または投資機関の運営参加等を通じて選挙で出した政策連合公約を実現できるだろう」と話した。例えば民主党が野党圏単一候補として出て、ソウル市長になれば市長が任命できる一部傘下団体責任者などに他の野党人士を座らせることができるということだ。

しかし進歩政党らは地方共同政府を連帯条件として議論することはできるが、民主党が果たして地方共同政府をやる意向があるのか、民主党中心の選挙連合を貫徹させるための構想ではないかと真正性を疑っている。イ・ジョンヒ民主労働党議員は「最近、民主党一色の光州と全北議会で少数政党の進出が可能な4人選挙区を2人選挙区に変えることを強行したが、これは民主党が光州と全北などで他の野党と共同政府をしないということと同じだ」とし「連帯機構で地方共同政府などを決議しても、果たして民主党指導部が(履行を)統制する指導力があるか憂慮される」と話した。キム・ジョンチョル進歩新党スポークスマンも「民主党の地方共同政府論が民主党に力を与えれば、一定の職を保障するという式だと言うことならば、そのような民主党中心の地方共同政府論には反対する」と話した。

■選挙連帯用連合政党?
野5党が連帯方式に対する輪郭をつかめない状況で、チョン・ドンヨン民主党議員はこの日、国会で‘地方選挙勝利の道’という討論会を開き、‘支持者連合政党’という一種の‘仮設政党’を作り、他の野党の候補を入党させた後に国民選挙で単一候補を選ぼうと公開提案した。現行選挙法上、所属党が違う候補らどうしで選挙戦をできないという点を克服すると同時に、携帯電話投票など完全開放型国民選挙を通じて興行も行うことができるということだ。

しかし民主党指導部と野5党協議機構関係者たちは、選挙のために政党を作り、又なくすような連帯をすれば、選挙連合の意味がむしろ退色しかねないとし反対している。野5党協議機構の核心関係者は 「交渉テーブルでこの内容をすでに議論し廃棄した」として「現状況で候補単一化を成し遂げれば他の進歩政党らも候補を出した中で単一候補を支持することもできるが、仮設政党を作れば進歩政党らが自分たちの党名と記号を使うことができず存在感を示すことができないとして反対する」と話した。

■党支持率によって公認配分?
ユ・シミン前長官が最近ラジオ放送に出演し 「広域候補は競争力を中心に単一化し、地方自治体と広域地方議会は各政党に対する国民支持を考慮し単一候補を数字で分けよう」 とする‘公認配分論’も論議を起こしている。民主党核心党役員は 「ユ前長官の公認配分は分け合って食べる式選挙野合に見えることになる」とし、民主党パク・ジュソン最高委員も 「持分公認は民主党を蚕食するということではないか」とユ前長官の提案に意欲を見せなかった。
ソン・ホジン記者 dmzsong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/406588.html 訳J.S