原文入力: 2009-01-19午後07:20:11
12月不渡り業者345ヶ所
チョン・ナムギ記者
地方の手形不渡り率が急激に高まり5年余ぶりに最高値を記録した。韓国銀行が19日発表した‘12月度手形不渡り率動向’によれば、全国の手形不渡り率(電子決済調整後)は0.04%で前月の0.03%に比べ0.01%ポイント上がった。
この内、ソウルは0.02%から0.03%に小幅上昇したに留まったが地方は0.14%から0.2%に急激に跳ね上がった。地方不渡り率は2003年9月の0.22%以後5年3ヶ月ぶりに最も高い水準だ。
特に光州は0.09%から0.37%に急騰し地域経済が最悪の状況であることが分かった。慶南道も0.22%から0.36%に急騰し大邱は0.17%から0.25%,釜山は0.22%から0.24%に,大田は0.05%から0.15%に上昇した。
全国の不渡り業者数も11月297ヶ所から12月345ヶ所に急増し、2005年3月(359ヶ所)以後、最多を記録した。地方不渡り業者も206ヶ所から225ヶ所に増加し2004年12月(254ヶ所)以後最多に急増した。
韓銀は不渡を出した企業等の大部分が中小企業や卸小売業に従事する個人事業者らであると把握している。特に在来市場で卸売業に従事する個人事業者らが多いと把握され、在来市場を中心にした地方の流通業界が景気低迷で大きい打撃を受けていると分析される。韓銀はチェーン事業者らの場合、大部分約束手形を発行せず不渡り業者にほとんど含まれなかったと説明した。
業種別では地方の不渡り業者225ヶ所の中でサービス業が88ヶ所で最も多く、次いで製造業者82,建設業者42ヶ所などの順であった。
パク・ジョンギュ韓銀株式市場チーム長は「地方はソウルに比べ財務構造が健全でない事業者や企業が多く資金調達構造もぜい弱なため、ソウルよりさらに速い速度で不渡り業者が増加していると見られる」と語った。
チョン・ナムギ選任記者jnamki@hani.co.kr