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TK・高大・公安出身躍進 ‘真骨(新羅王族の血統)政治’ 始動

登録:2009-01-20 09:33

原文入力: 2009-01-20午前07:56:03
‘MB親衛隊’ 長次官級22人出身調べてみると
高麗大2→6人,TK 2→7人…地縁・学縁深化
釜山・慶南 出身5→1人に減り最大被害

←イ・ドングァン大統領府報道官(左側2番目)が19日午後、大統領府春秋館で改閣名簿を発表後,記者らに囲まれて質問を受けている。 ニューシス

イ・ミョンバク政府がTK(大邱・慶北)政権であることをもう一度確認させる改閣だった。
大統領府が18~19日の二日間に断行した長・次官級高官22人と前職要人22人の故郷と出身大学を比較すると‘TK,高麗大’の躍進が目立つ。

22人を出身地域別に分けてみれば、大邱・慶北出身が7人で最も多い。続いて全北4人,ソウル3人などだ。前職者22人中では大邱・慶北出身が2人だった。ところで新しい‘22人’ではウォン・セフン国家情報院長(栄州),キム・ソクキ警察庁長(迎日)に続きクォン・テシン総理室長(栄川),イ・ジュホ教育科学1次官(大邱),カン・ビョンギュ行政安全2次官(義城),ピョン・ムグン防衛事業庁長(金泉),パク・ヨンジュン国務次長(漆谷)内定者などが大邱・慶北出身だ。

大邱・慶北出身が躍進して、嶺南圏枠で括られる釜山・慶南(PK)出身が最も大きい被害を受けた。国家情報院長,警察庁長官が‘PK’から‘TK’に変わったことを含め22人中、釜山・慶南出身は5人から1人(ユン・ジュンヒョン企画財政部長官)に減った。スタート当時、初の組閣で‘コソヨン(高麗大・ソマン教会・嶺南出身)内閣’という批判を受けたイ・ミョンバク政府が親衛勢力構築に注力して嶺南内でも‘TK’に幅がさらに狭くなったということだ。

湖南出身は以前の5人から前日発表されたハン・ドクス駐米大使内定者など6人で1人増えた。地域配慮次元で‘湖南’を気遣った跡が歴然だ。しかし‘TK’出身らが国家情報院長,警察庁長官,国務総理室国務次長など‘力がある’席に予想外の‘抜てき’人事が多いが、それに反して湖南出身らはそうではなかった。湖南出身の6人は皆官僚出身で、次官級湖南出身らは皆‘内部昇進’ケースという点が‘TK出身’との差異点だ。

イ大統領と同窓の高麗大出身の躍進も侮れない。22人の中で出身大学はソウル大が10人で最も多く、その次が高麗大(6人)だ。以前には2人だった。ヒョン・インテク(統一部長官・政治外交科),ユン・ジンシク(経済首席・経営学科),パク・ヨンジュン(国務次長・法学科)内定者などイ大統領側近の中で高麗大出身が多かったせいだ。ソウル大と高麗大を除けば,延世大(キム・チュンヒョン教育科学技術第2次官),成均館大(アン・チョルシク知識経済部第2次官),韓国外国語大(チェ・ミンホ請願審査委員長),建国大(チョン・ビョンソン気象庁長),海軍士官学校(ピョン・ムグン防衛事業庁長),嶺南大(キム・ソクキ警察庁長官)出身が各1人だった。

‘ティケイ-高麗大出身’が多い理由は、イ大統領の親衛勢力構築とかみ合っている。以前からイ大統領と縁を結んだ側近らは大部分地縁・学縁などに連結した人々が多く、彼らが内閣に1・2名ずつ入るのが自然といえば自然と言わざるをえない現象だ。

チェ・ジェソン民主党スポークスマンは「慶北・高大・公安通を配置したいわゆるK.K.K人事」として「国民があれほど不偏不党人事と統合人事を要請したのに、大統領は国民を完全に無視した」として強く批判した。イ・ミョンス自由先進党スポークスマンも「政派を超越するどころか政権与党のハンナラ党人士さえも改閣人選から除外する極めて偏狭な身内取り込み」と指摘した。シン・スングン,クォン・テホ記者skshin@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/administration/334234.html

原文: 訳J.S