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イ大統領 "世宗市 党論決まれば従うべき"

登録:2010-02-13 10:22
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/404533.html

原文入力:2010-02-12午後10:07:56(1457字)
党論変更要求…親パク系 "原案変更はありえない" 反発

ファン・ジュンボム記者,シン・スングン記者

李明博大統領が12日世宗市論難と関連し、ハンナラ党指導部に 「党が中心になって結論を下せば良い」として世宗市修正党論確定手続きに入ることを強く要請した。しかし朴槿恵前代表側は 「世宗市修正のための討論に応じることはできない」 として反発しており、正月連休以後に党内葛藤が大きくなるものと見られる。イ大統領はパク前代表との‘強盗論’論争を巡っては 「党内でも自制したら良いだろう」として鎮火に出た。

イ大統領はこの日、大統領府で開かれたハンナラ党新任党役員朝食懇談会で世宗市問題について 「民主的な方法で党論を作らなければならない。民主主義が完ぺきな制度ではないものの現状況では最善だ」 として 「与党がこれをしなければならない」と話したとチョ・ヘジン ハンナラ党スポークスマンが伝えた。

イ大統領は 「個人の考えが違っても党で決まればついて行くのが民主主義」として 「心が合わなくとも討論をして結論が出ればついて行くべきだ」 と強調した。続けてイ大統領は 「世宗市に関して活発に討論をしても同じ家族という範疇内で維持されれば良い」と話したとチョ スポークスマンが伝えた。 この日の集いにはチョン・モンジュン代表と新任チョン・ビョングク事務総長,ナム・ギョンピル人材招聘委員長,チョン・ドゥオン地方選挙企画委員長,チュ・ホヨン特任長官などが参加した。

イ大統領の発言は党指導部が世宗市関連党論確定手続きに着手することを注文する一方‘世宗市修正を前提とした議論には参加できない’という態度を示しているパク前代表陣営を強く圧迫したものと分析される。大統領府関係者は 「正月連休以後、党で世宗市党論確定と関連した議論が本格的に始まると理解している」と話した。

イ大統領直系のある議員も 「大統領が党論変更を公開注文したが、3月まで論争を先送りする理由がどこにあるか」として 「正月連休直後、親イ系議員らとアン・サンス院内代表に党論変更時期を操り上げることを要求する」と話した。アン・サンス院内代表は去る11日 「3月初めに臨時国会が終わり世宗市法案が提出されれば、その時から最終討論をしようと思う」と明らかにした経緯がある。

しかし、親パク陣営は党論変更のための討論自体を拒否している。パク前代表のスポークスマン格であるイ・ジョンヒョン議員はこの日 「ハンナラ党はすでに民主的手順を踏み世宗市原案に党論を確定した」として 「党論変更は有り得ないこと」と話した。

一方、イ大統領は朝食会でパク前代表との‘強盗論’葛藤と関連して 「旧正月になったが党内問題を新年まで引っ張っていくのは良くない」とし「これで終えて、新年をむかえたら良いだろう」と話した。イ大統領は朝食会で「(パク前代表が)間違って理解してした話であり、これ以上是非を問わなくて良いだろう」とし「党内で争う姿は国民に良くない」と話した。パク前代表にこれ以上‘公式謝罪’を要求しないという意だと大統領府関係者たちは伝えた。

ファン・ジュンボム,シン・スングン記者jaybee@hani.co.kr

原文: 訳J.S