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生後3ヶ月の赤ん坊まで鉄格子の窓に…人権委 "法基準新設を"

登録:2010-02-09 10:29
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/403708.html

原文入力:2010-02-09午前09:08:13(880字)

パク・スジン記者

"風が全く通らない鉄格子の窓がある部屋でした。子供は翌日から吐き始めました。" 昨年6月29日、モンゴル国籍の3家族が京畿道のある出入国管理事務所に拘禁された。家長のアマル チャダル(仮名・37)は前日夜11時30分頃、無免許運転で取り締まられた。未登録移住労働者だった彼はもちろん、妻と3ヶ月になる娘までが一緒に捕まった。赤ん坊は母親とともに2日間‘保護室’に閉じ込められた。強制出国されたチャダルは‘子供に対する不当拘禁’を理由に昨年7月国家人権委員会に陳情を提起した。

人権委による確認の結果、この出入国管理事務所は2006年12月の開所直後から昨年12月までに18人の満18才以下児童・青少年を保護したことが明らかになった。また別の2ヶ所の外国人保護所も2007年から昨年12月まで別途の児童保護施設なしに48人の移住児童・青少年を保護していたことが確認された。該当出入国管理事務所は調査過程で「現行‘出入国管理法’は児童の保護に関し別途の例外条項を置いていない」とし「現在としては成人未登録外国人と同様に保護するほかはない」と答えた。

これに対し人権委は8日イ・クィナム法務部長官に「国連‘青少年司法行政関連最低基準規則’および国連‘自由を剥奪された青少年の保護のための最低基準規則’は、児童の自由剥奪など拘禁は唯一最後の手段として最短期間に限り用いられなければならないと規定している」とし「児童や児童の両親が未登録滞留で取り締まられた場合、これらを拘禁することが必要な最小期間に限定される最後の措置となりうるよう法的基準を新設することが必要だ」と勧告した。合わせて「児童拘禁が避けられない場合、適合する別途施設を用意すること」も勧告した。

パク・スジン記者

原文: 訳J.S