原文入力:2010-01-31午後09:20:20(1715字)
[地方選挙 2日から予備登録]
ソウル市長・京畿知事候補 党内選挙戦 議論 活発
ハンナラ "教育問題 浮き彫り" 民主 "代案勢力 確認"
与野党‘修正案-原案死守’巡り忠南知事 勝負
チェ・ヘジョン記者,イ・ジョンエ記者
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執権3年目をむかえた李明博政府に対する‘中間評価’の性格が強い‘6・2地方選挙’の勝敗は首都圏の成績だ。しかも首都圏民心は2012年総選挙と大統領選挙に対する‘リトマス試験紙’になるものと見られる。
■‘国政後押し’-‘審判論’
ハンナラ党は今回の地方選挙を政府・与党の成功的国政運営のための跳躍の踏み台とするとして戦意を固めている。チャン・クァングン事務総長は31日ソウル,汝矣島の党事務所で開いた記者懇談会で "地方選挙は通常、政府・与党に対する牽制の性格を帯びているが、うまくやっている与党と大統領に対し国民がわざわざ敗北を抱かせる理由がない" と話した。ハンナラ党は近い将来、地方選挙企画団長を任命し、党事務局在外国民課 職能局,青年局に人員を配置する計画だ。また教育問題を主要議題に選定し政策ドライブをかけるという方針だ。
民主党は李明博政府に対する‘中間評価の場’とみなすとして意気込んでいる。民主党は去る25日イ・ミギョン事務総長とキム・ミンソク最高委員を共同本部長として地方選挙企画本部を構成し、3月末までに公認を完了するという目標をたてた。また‘ニュー民主党プラン’を本格稼動するなど確実な民生・代案勢力と評価されるという意志を示している。
■ソウル・首都圏‘最大勝負所’
最大関心事のソウルでは公認競争がすでに熱くなっている。ハンナラ党ではオ・セフン市長が再選意志を明らかにした中で、ウォン・ヒリョン議員が挑戦状を投じた。チョン・ドゥオン,ナ・ギョンウォン,クォン・ヨンセ議員なども出馬を検討していると知られた。民主党ではハン・ミョンスク前総理の出馬有無が最大関心事だ。ここに出馬宣言をしたキム・ソンスン議員とイ・ケアン前議員などをはじめ、ソン・ヨンギル,チュ・ミエ,パク・ヨンソン議員とキム・ハンギル,シン・ゲリュン前議員などの出馬が議論されている。京畿知事の場合、ハンナラ党ではキム・ムンス知事再出馬の可能性が高い。民主党では有力な候補であったキム・ジンピョ最高委員にイ・ジョンゴル議員が挑戦状を出した。進歩新党も31日、ノ・フェチャン代表とシム・サンジョン前代表をソウル市長候補と京畿知事候補に選出した。
選挙の最大変数としては野党圏の候補単一化可否が挙げられる。野5党と4ヶ市民団体はいわゆる‘5+4会議’を通じて野党圏選挙共助交渉をしてきた。連帯方式と政策路線などをめぐり各参加主体間の見解の違いのために難航しているが、"単一化がなされなければ敗北" という共感が形成されているだけに劇的合意がなされるという展望も出てくる。
■忠清民心‘世宗市が風向計’
ハンナラ党は今回の選挙を通じて世宗市修正案に対する‘正面勝負’をかけるという方針を定めたと知られた。世宗市修正の実務責任を負っているチョン・ジョンファン国土海洋部長官が忠南知事候補として議論されるのもこういう脈絡だ。現在では修正案反対世論が高いが、民主党・自由先進党などに票が分散すれば‘漁夫の利’で勝利することができるという計算も作用している。
民主党は今回の忠清圏選挙を‘世宗市守り’選挙と規定し総力対応することにした。民主党は世宗市の‘著作権者’としてイメージを構築し、世宗市民心を掴む一方、革新都市など逆差別論を広げて全国民心に食い込む戦略を構想している。自由先進党も‘世宗市原案死守’を掲げ忠清民心に訴える計画だ。
チェ・ヘジョン,イ・ジョンエ記者idun@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/402064.html 訳J.S