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国土委 29人中16人 "修正案反対"

登録:2010-01-29 09:16

原文入力:2010-01-29午前08:30:47(1579字)
世宗市修正法案 国会常任委 通過不可能…親パク系 全員反対

チェ・ヘジョン記者,キム・ジウン記者

政府が来月末、世宗市法最終修正案を国会に提出する方針だが、ハンナラ党朴槿恵系(親パク)と野党議員らの反対で所管常任委員会である国土海洋委員会通過が事実上不可能なことが分かった。

<ハンギョレ>が28日、国会国土海洋委員会所属与野党議員29人全員に世宗市修正案に対する意見を聞いた結果、回答者の半分を越える16人が修正案に反対していると調査された。民主党・自由先進党など野党議員11人全員とハンナラ党所属ソン・グァンホ,ユ・ジョンボク,イ・ヘボン,チョン・ヒス,ヒョン・ギファン議員など5人が反対意向を明らかにした。賛成意思を明らかにした議員はハンナラ党所属のカン・キルブ,パク・サンウン,ペク・ソンウン,シン・ヨンス,チャン・クァングン,チョン・ヨオク,チョン・ジンソプ,ホ・チョン議員など8人だけだった。キム・ソンテ,キム・ジョングォン議員(ハンナラ党)とイ・インジェ議員(無所属)等は「修正案を調べた後で決める」として‘留保’意思を明らかにし、イ・ビョンソク国土海洋委員長は「司会をしなければならない委員長として賛否意思を明らかにするのは不適切だ」として返答を拒否した。ユン・ヨン ハンナラ党議員は連絡がつかなかった。

政府が27日立法予告した世宗市関連修正法案は△行政中心複合都市建設法全部改定案△革新都市法△企業都市法△租税特例制限法△産業立地開発法など5ヶで、この内‘租税特例制限法’(企画財政委員会)を除く4ヶ法案が国土海洋委所管だ。

派閥別に見れば、反対意向を明らかにした5人の内、ソン・グァンホ,ユ・ジョンボク,イ・ヘボン,ヒョン・ギファン議員など4人が親パク系だ。ユ・ジョンボク議員は「国民と約束した懸案であり一部非効率があっても国土均衡発展という大義に逆らうことはできない」と主張し、ソン・グァンホ議員は「幸福都市(行複都市)原案が首都圏過密化解消と人口分散のための端緒となる」として反対意思を明らかにした。慶北,永川出身のチョン・ヒス議員は親イ指向に分類されているが「原案を守らなければならない」として修正に反対した。

賛成側は親イ指向と首都圏議員らが多かった。事務総長のチャン・クァングン議員は「忠清圏の未来のためには名分よりは実利的な部分を助けなければならない」と明らかにし、李明博大統領の大統領選挙キャンプである‘安国フォーラム’出身のペク・ソンウン議員も賛成意向を伝えた。首都圏に地方区を置くシン・ヨンス議員(京畿城南・壽井)は「国土均衡発展が必ずしも行政部署が行かなければできないわけではないと考える」として「原案は政治的産物の結果であるだけに国家的判断が必要ならば(原案を)修正できる」と話した。

しかし世宗市法修正案が国土海洋委全体会議に上程される可能性も低く見える。<ハンギョレ>の調査結果、修正案の一番最初の‘関門’である国土海洋委法案審査小委委員11人の内、野党議員5人とユ・ジョンボク,ヒョン・ギファン ハンナラ党議員など7人が修正案反対意思を明らかにしている。特に法案審査小委委員長はパク・キチュン民主党議員が受け持っている。パク議員は「人的構成から見る時、法案小委で修正案を議決することは不可能であるのみならず、ひょっとすると全体会議に上がっても闇討ちをしない以上は通過しにくい」と話した。

チェ・ヘジョン,キム・ジウン記者idun@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/401732.html 訳J.S