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長安洞 ‘わいろ警察官’ 拘束

登録:2009-01-18 21:19

原文入力:2009-01-18午後07:24:01
取り締まり情報与えて金を受け取る…‘上納リスト’一部事実と確認

ソン・ギョンファ記者

警察が大規模取り締まりを行ったソウル,長安洞,売春業者らの‘警察上納慣行’が一部事実だったことが明らかになった。
ソウル北部地検は長安洞一帯の売春およびゲーム場業者に取り締まり情報を提供する代価として金を受け取った容疑(わいろ授受)でソウル,西大門警察署カジャ地区隊キム・某(41)警士を拘束したと18日明らかにした。

キム警士はソウル,東大門警察署に勤務していた2006年4月長安洞のある売春業者運用室長ペ・某(40)氏に「申告が入ってきたら取り締まりの時に連絡するから小遣をくれ」と要求し、30万ウォンを受け取るなど三回にわたり100万ウォンを受け取った疑惑を受けている。ペ氏は不法売春店舗を運営した容疑で昨年11月拘束された。キム警士はまた2007年1月から四回にわたり同じ方法で不法ゲーム場事業主イ・某(45)氏から400万ウォンを受け取った疑惑も受けている。

検察による調査の結果、キム警士は2007年6月イ氏に取り締まり事実をあらかじめ知らせゲーム機内にある現金を引き出し客を待避させるなど取り締まりを避けたことが明らかになった。キム警士は昨年8月長安洞売春業者の取り締まり証拠物をこっそり引き出したことが摘発され内部懲戒を受けたことがある。

検察は当時、長安洞一帯の取り締まり業務を担当した他の警察官らの不正疑惑に対しても端緒をとらえて捜査を拡大している。これと関連して警察関係者は「キム警士は疑惑を否認しているが、ひとまず待機発令し追加不正関連者に対する捜査結果が出次第、懲戒程度を決める計画」と話した。当時上納疑惑に対して監察を行ったソウル地方警察庁は「検察が捜査した事業主とブローカーらを私たちも捜査し、現場調査も行ったがキム警士などの不正事実を確認できなかった」と明らかにした。

ソン・ギョンファ記者freehwa@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/333949.html

原文: 訳J.S