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庶民いたぶる‘高収益誘惑’

登録:2009-01-18 12:40

原文入力:2009-01-17午前11:28:19
景気低迷を利用して‘小額多収投資詐欺 ’奇襲
国外・インターネットなど おとり事業もますます多様

ソン・ギョンファ記者

不法類似受信検挙現況

景気低迷を利用して‘お金を簡単に儲けることができる’と言って投資家を誘い鴨にする不法類似受信行為が猛威を振るっている。特に庶民を相手にした‘小額多収投資詐欺’が大きく増えて犯罪手法もますます知能化している。

主婦チョン・某(65)氏は昨年4月、知人から“一ヶ月で20%の収益を出すことができる”という話を聞いてソウル,東大門区O建設事務室を訪ねた。高級インテリアで装飾された事務室に会長室,社長室,監査室,投資家相談室などが備わっていた。会長キム・某(59)氏は「京畿,利川チャンホウォン570世帯アパートと全南,莞島壽石博物館建設事業に投資しなさい」と薦めた。投資金を渡すや約束通り一ヶ月後に元金と共に20%の投資収益が通帳に入金された。キム氏はチョン氏に再投資を薦め、チョン氏は投資金を2500万ウォンに増やした。彼の姉と娘も各々6300万ウォンと1200万ウォンを投資した。

キム氏はこういう方式でわずか二ヶ月余りで260人余りから150億ウォンを取り込んだ後、姿を消した。相手は大部分50~60代の主婦と自営業者たちだった。彼らは「一ヶ月で実際高い利子を付けて特別な疑いを持たなかった」と警察で述べた。警察は地方に隠れていたキム氏を捕まえ去る15日、類似受信行為の規制に関する法律違反容疑で拘束した。類似受信は登録または申告をしないで不特定多数に高い投資収益を約束して資金を調達する行為で,5年以下の懲役または5千万ウォン以下の罰金刑に処することができる。警察が摘発した類似受信件数は2005年283件で昨年には653件と二倍以上増えた。

投資家を誘引するための‘おとり’もますます多様化している。イ・某(53)氏は昨年9月から最近まで「100万ウォンを投資すればアフリカ砂金採取事業に投資して5ヶ月後に150万ウォンを与える」とだまして、341人から10億ウォン余りを取り込み16日警察に立件された。警察の調査結果によると、イ氏はアフリカで在来式方法で砂金を採取する写真などを求めてきて見せることで投資家らを安心させた。パク・某(42)氏は昨年9月から12月末まで「高速道路サービスエリアで北漢山干し柿を販売するのだが100万ウォンを投資すれば140万ウォンを割り振る」として投資家300人余りから13億ウォン余りを取り込んだ。廃タイヤでボイラーを作り販売するという」あきれた’投資事業にも計851人が11億ウォン余りを取られた。警察関係者は「専門的な詐欺師は投資内容をそれらしく包装するから簡単に誘惑される」として「特に不特定多数から小額投資を集める方式なので、一般庶民被害者らが増加している」と話した。金融監督院関係者は「最近ではインターネット放送やインターネット カジノなども投資家を集めるためのエサとしばしば登場している」と説明した。 ソン・ギョンファ記者 freehwa@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/333827.html

原文: 訳J.S