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"チョン・ジミン, 検察陳述 法廷で翻意…信頼できず"

登録:2010-01-22 08:15
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/400329.html

原文入力:2010-01-21午後07:55:13(1244字)
裁判所, 製作陣 意図的誤訳主張に "かえってチョン氏が誤訳"

クォン・クィスン記者

<文化放送>‘PD手帳’1審裁判所は検察側核心証人の翻訳家チョン・ジミン氏の主張を大部分受け入れなかった。

裁判所は判決文で最初から「チョン氏の陳述は自身が経験していないことを直接経験したかのように主張したり、検察調査当時にした陳述を納得するに足る理由なしに法廷で翻意している点などに照らし、そのまま信じにくい」と判示した。チョン氏の主張をオウムのように書き写しPD手帳を‘操作放送’に追い込んだ朝鮮,中央,東亜日報および検察側見解とは大きく異なる。

PD手帳狂牛病編米国取材分の英語共同翻訳者であり最終監修者であるチョン氏は一昨年6月から「製作陣が意図的に取材内容をわい曲した」と主張して出た。‘ロウソクのあかり背後=PD手帳’で世論集めをした朝鮮,中央,東亜日報は彼女の主張を特筆大書した。

チョン氏は△製作陣が人間狂牛病の危険を強調するために意図的に誤訳した△自身が翻訳したテープにはアレサ・ビンスンが胃切除手術の後遺症で死亡した可能性やビタミン処方を受けたという事実が言及されているのにも関わらず放送からわざともらした△製作陣が座り込む牛(ダウナー牛)を‘狂牛病疑い牛’に連結したと主張した。

しかし裁判所は判決文で「チョン氏が放送の製作意図,製作過程,取材内容などを正確に知ることが出来る位置にいなかった」と指摘した。証人としての信頼性をまず問題視したのだ。裁判所は意図的誤訳主張と関連し、チョン氏がむしろ誤訳をしたと指摘した。人間狂牛病と断定する表現として放送通信審議委,言論仲裁委などが指摘した‘Doctors Suspect’(‘疑われる’を‘かかった’と誤訳) ‘could possibly have’(‘かかったかも知れない’を‘かかった’と誤訳)の翻訳や監修をチョン氏がしたということだ。裁判所はチョン氏が主張した製作陣誤訳に対しては「英語監修後の編集過程で翻訳を変更したり修正した跡は見られない」と明らかにした。

裁判所はまた取材テープのどこでもチョン氏が主張した‘ビンスンが胃切除手術の後遺症で死亡することがありえビタミン処方を受けた’という言及内容を探すことはできなかったと明らかにした。これと関連してチョン氏は去る10月法廷攻防で‘最近にないことを知った’とし、既存主張を翻意した。裁判所はまたダウナー牛を‘狂牛病疑い牛’と呼んだことも虚偽報道ではないと判断した。チョン氏は21日判決内容に対する<ハンギョレ>側のインタビュー要請を断った。 クォン・クィスン記者gskwon@hani.co.kr

原文: 訳J.S