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朴槿恵 "世宗市討論は討論ではない"

登録:2010-01-21 10:07
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/400141.html

原文入力:2010-01-20午後11:04:34
"すでに修正案に決めると明らかにしておいて"
"党論に定めるための投票ではないか" 拒否 意思

ソン・ヨンチョル記者

朴槿恵前ハンナラ党代表が20日、党指導部の世宗市問題討論提案に対し "すでに修正案側で決定をするということを明らかにして行う討論は討論ではない" とし拒否する意思を明らかにした。

朴前代表はこの日ソウル世宗文化会館で開かれた財経大邱・慶北道民 賀詞交換会で記者らと会い 「世宗市修正案を党論として決めるための(党論)投票(手続き)ではないかという気がする」とし、このように語った。先立ってチョン・モンジュン代表はこの日、党舎で行った最高委員・重鎮議員連席会議で「政府とともに国政の責任を負う与党として既存党論(世宗市原案推進)があることは事実で、政府の代案発表以後に新しい党論を作ろうという主張もあるのが事実、これを議論することが政権与党としての責務と考える」とし世宗市党論を再度決めるための手続きを進行する意向を明らかにした。

朴前代表は‘朴前代表が世宗市問題に対する討論さえ阻んでいる’という親イ系の主張に対し「私が討論を阻んだことはない。そちらで今まで討論をしようと言ったこともないではないか」と反問した。彼女はまた‘2005年世宗市原案推進を勧告的党論として定めたことは強制性がない’という親イ系の主張にも「今まで党代表と院内代表など指導部とすべての人々が、選挙の度に世宗市原案推進が党論だと言って何年も過ごしたではないか」とした。

朴前代表の発言は最近‘2月党論修正→4月世宗市修正案表決’側に世宗市処理のタイムスケジュールを定めたと知られた大統領府と親イ系側に、原案推進のほかには如何なる妥協もしないという点を明確にしたものと見られる。パク前代表のある側近は「世宗市の答は原案の他には代案がないということが明らかに出ている」とし「これをさらに消すことは親イ系側が政治的に活用しようとする意図が明らかなだけに、さらに消すことは国家のためにも良くないからはやくやめさせようということがパク前代表の意志」と話した。

朴前代表が修正案採択のための党論討論過程が無意味だと出たことにより、指導部の党論採択は漂流する可能性が大きくなった。当分は修正案と原案を巡り党内両派閥の対立は平行線を走るようだ。 ソン・ヨンチョル記者sychee@hani.co.kr

原文: 訳J.S