原文入力:2009-01-15午後11:03:40
パク・イムグン記者
←キム・インボン校長(55・写真)
全北道教育庁は15日懲戒委員会を開き、昨年10月全国単位学力評価(一斉試験)の代わりに現場体験学習を許したキム・インボン(55・写真)全北,長寿中学校校長に対して停職3ケ月の懲戒を決めた。
これに伴いキム校長は今後3ヶ月間、校長身分を維持するが職務は遂行できず同期間の給与も3分の1だけ受け取ることになる。道教育庁関係者は「キム校長は‘特別な理由を除いては評価に応じなければならない’という初・中等教育法第9条に違反した」として「故意性と過失程度を総合的に判断して重い懲戒にした」と話した。‘公務員は公務遂行時、所属上司の職務命令に服従しなければならない’という規則も共に適用されたと知られた。
全教組全北支部など全北地域30余団体で構成された‘社会公共性,公教育強化全北ネットワーク’は声明を出し「学校長裁量で現場体験学習を承認した校長に重い懲戒を下したことは明白な教権侵害であり、学校自律性の蹂躙行為だ」と反発した。キム校長は昨年10月実施された一斉試験の時、学生8人が申請した現場体験学習を承認した。
全州/パク・イムグン記者 pik007@hani.co.kr
女性教師セクハラ‘波紋校長’は復帰
職位解除3ケ月ぶりに復帰
女性教師に対する性的いじめで生徒達の集団授業拒否事態まで醸した忠北,槐山郡(クェサングン)のある中学校前校長イ・某(60)氏が職位解除され3ケ月ぶりに教育界に復帰した。
忠北道教育庁は15日「職位解除されたイ前校長が特別研究課題を無難に遂行し職位解除期間が15日で満了したとして、忠清北道学生教育文化院教育研究官として再採用した」と明らかにした。イ氏は忠州のある中学校校長として在職した2007年6月、この学校の女性教師の肩や手などを触る行為によって道教育庁セクハラ苦情審議委員会で停職1ヶ月の懲戒を受け、清州地方裁判所で700万ウォンの賠償判決を受けた。しかし昨年8・15大統領特別赦免で復権し槐山(クェサン)のある中学校校長としてまた発令を受けた。これに対してこの学校の生徒・父兄などがイ前校長の交替を要求して授業を拒否するや道教育庁は昨年10月停職3ケ月の懲戒を下した経緯がある。
校長セクハラ事件解決のための忠北共同対策委員会は「イ前校長の退陣運動を繰り広げる」と話した。
清州/オ・ユンジュ記者 sting@hani.co.kr