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銀行圏 “金利上げても”…火がつく預金競争

登録:2010-01-05 01:24

原文入力:2010-01-04午後09:25:04
新年5%へ肉迫 高金利預金商品 発売相次ぐ
証券会社もCMA特別販売 期間延長 資金誘致に出る

キム・スホン記者,ファン・サンチョル記者

←銀行特販定期預金の現況

銀行と証券会社が年初から高い金利を提示し顧客誘致競争に熱を上げている。銀行圏は年5%水準の金利特別販売預金をを相次いで出し定期預金金利を上げている。これに対抗し証券会社は資産管理口座(CMA)の優待収益率提供など各種恩恵期間を延長し市中資金の誘致に出ている。

ハナ銀行は4日から来る29日まで高金利特別販売預金である ‘ハナ トゥゲザー定期預金’ を販売する。1年満期のこの商品は利子を満期に一度に受け取る満期日一時支給式に加入した場合、年4.9%の金利を提供する。毎月利子を受け取る月利子支給式は年4.8%の金利が適用される。月利子支給式に加入し毎月利子を受け取ったとしても満期以前に解約すれば利子を吐き出さなければならないため注意する必要がある。500万ウォン以上から加入が可能で5日からはインターネットでも加入することができる。

新韓銀行も4日から1兆ウォンを限度に‘2010年希望新出発定期預金’の販売を始めた。4日現在、満期日一時支給式の場合、基本金利が1年満期年4.9%,2年満期年5.1%,3年満期年5.2%であり、月利子支給式は金利が各々0.1%ずつ低い。住宅契約総合貯蓄に加入したり新韓カードに決済口座を変更すれば0.1%優待金利の適用を受け1年満期の場合には年5.0%の金利を受けることができる。

ウリ銀行は特販預金を出さないものの既存定期預金商品の‘キウィ定期預金’の金利を4日から0.1%上げた。これに伴い1年満期キウィ定期預金は基本金利4.4%に加算金利0.6%を加え最高年5.0%の金利を受け取ることができる。

証券会社も相次ぎCMA.の特別販売期間を延長し、余裕資金を持った顧客の注目を集めている。韓国証券は‘金持ちパパCMA’に新規に加入する顧客には一日だけ預けても年4.2%の優待収益率を提供する行事を昨年年末から今年2月末までで2ヶ月延長した。新規顧客に限り500万ウォンまで加入日から2ヶ月間、基本収益率(年2.6%)に1.6%の収益率を追加支給する。東洋総合金融証券も3月31日までに‘WCMA’に新規加入すれば3ヶ月間1.5%の追加収益率を支給する。昨年末までであった行事期間を3ヶ月延長したわけだ。現代証券も新規加入顧客に追加収益率を提供する期間を年末から4月1日まで延ばした。ハナ大韓投資証券はCMA顧客に対する全体銀行自動入出金機(ATM)使用手数料とオンライン振り替え手数料免除恩恵を今年末まで1年延長した。

都市銀行関係者は「1年程度、安定的に資金を寝かせるなら年初に銀行特販預金加入を考慮し、1~2ヶ月程度の短期資金を融通するなら証券会社のCMAに新規に加入すれば高金利の恩恵を享受することができる」と助言した。

キム・スホン,ファン・サンチョル記者minerva@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/397027.html 訳J.S