原文入力:2009-12-29午後09:58:26
小学校の生徒たちに暴言
日本,極右団体 行動反省
“彼らに代り謝罪” 手紙 殺到
キム・トヒョン記者
←総連学校に舞い込んだ ‘謝罪の手紙’
“日本社会の一員として彼らの代わりに謝罪します。” (東京の日本人) 今月初め、日本,京都朝鮮第1小学校で発生した民族差別極右団体の不条理(<ハンギョレ> 19日付10面)と関連し警察の放置を嘆き被害学生たちを慰める激励文が日本各地から殺到している。また東京と京都では日本の市民団体を中心に緊急糾弾集会が相次ぎ開かれた。
‘朝鮮学校を支持する集い 京都・滋賀’の江原護(65)事務局長は29日<ハンギョレ>との通話で「事件以後、私たちの集いに200通余りの手紙や電子メール,ファックスが寄せられた」として「半分程度が日本の人々から来たもので、日本にも良心のある人々が多いという事実に感謝する」と話した。この集いは事件発生以後 ‘激励の話しかけ’ という名前で手紙送り運動を展開していた。
‘ザイニチ(在日同胞)特権を許さない市民’ 等、民族差別極右団体会員10人は去る4日、学校側が近隣公園にゴールポストを設置し運動場として使うのは不法占拠とし、,ゴールポストをなぎ倒し学校前で “スパイの子供たち” “キムチくさい” というなどの民族差別的暴言を浴びせた。
東京に住むある日本人は激励の手紙で「この(右翼団体の)大人たちは皆さんが考える以上に愚かで子供みたいな人だ。日本人のひとりとしてこれ以上、彼らの話に沈黙しない」と話した。クリスマスカードを学校に送ったり本を買ってプレゼントする人々もいた。学校側は「衝撃を受けた生徒たちがこういう激励に勇気を得て元気を出している」と伝えた。
民族差別行為を傍観する日本社会の雰囲気を嘆く声も多かった。 ある日本人は「問題の根源は極右団体行動よりも行政当局(警察)がこういう悪質な行為を放置している点」と指摘した。右翼指向の若者たちが多く利用するインターネットサイト ‘2チャンネル’ 等でも「こういう行動は質が低い」 「逆効果だ」として ‘反省’ を促す文等が上がってきている。
東京/キム・トヒョン特派員aip209@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/396084.html 訳J.S