原文入力:2009-01-15午後07:41:56
‘インターネット版 マッコリ保安法’ 討論会
ノ・ヒョンウン記者
“希代のコメディーであり国民全体に対する威嚇だ。”
15日国会議員会館で開かれた‘インターネット版マッコリ保安法を廃止しろ’という主題の討論会で、参加者たちはインターネット論客‘ミネルバ’を拘束した検察と裁判所の法理をひとつひとつ批判した。参加者たちは特にミネルバに適用された電気通信基本法の基本権侵害と検察捜査の不当性を集中提起した。
パク・ギョンシン高麗大教授は「虚偽事実流布を処罰する方法に対してはすでに90年代から国連人権委員会などで人権に反するという勧告をしてきた」として虚偽事実流布罪廃止を主張した。キム・ポラミ弁護士は「チョン・ドゥファン政権によって作られた電気通信基本法がインターネット時代にネチズンの口を防ぐ国家保安法の役割をしている」と指摘した。
参席者たちはまたインターネット空間の特性に無知な権力の態度を糾弾した。チン・ジュングォン中央大兼任教授は「与えられた情報を再配列して脈絡に合うように活用して増幅させることがデジタル時代の文を書くこと」として「違憲的法規定を突きつけてインターネット疎通の自由を傷つけるのは旧時代的な発想」と話した。
この日討論会を主催したチェ・ムンスン民主党議員は「すでにインターネットには政府批判文が減るなどミネルバ拘束の悪影響が現れている」として「他の意見に耳をふさぐイ・ミョンバク政府の‘疎通不能政治’に変化が必要だ」と話した。
ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr