原文入力:2009-12-11午後09:25:43
検察 14日 召還 通知
イユ・チュヒョン記者,ソク・ジンファン記者
不法政治資金を授受した疑惑で検察から召還通知を受けたハン・ミョンスク前国務総理側が9日、検察を被疑事実公表疑惑で告発するなど正面対抗に出た。これに対し検察もハン総理に来る14日午前9時、ソウル中央地検に調査を受けに出てこいと通知した。検察はハン総理がわいろ授受疑惑を受けているという点を明確にした。
この日‘ハン・ミョンスク前総理に対するイ・ミョンバク政権・検察・保守言論の政治工作粉砕および政治検察改革のための共同対策委員会’(共対委)はイ・ヘチャン前国務総理,パク・ジュソン(民主党),クォン・ヨンギル(民主労働党),チョ・スンス(進歩新党),ユ・ウォンイル(創造韓国党)議員とイ・ビョンワン国民参加党創立準備委員長,イ・チャンボク民主統合市民行動共同代表など10人の名義で検察に対する告発状をソウル中央地検に提出した。
またハン前総理は確認されてもいない捜査内容を言論に流し、これを報道し個人の名誉を傷つけたことに対し、国家と朝鮮日報社,該当取材記者2人に計10億ウォンの損害賠償訴訟を請求した。
ハン前総理はこの日、盧武鉉財団事務室で記者会見を行い、「こういう不法捜査では真実を明らかにすることはできない」とし「今回の機会に私のすべての人生をかけ捜査機関の工作政治と不法に真っ向から戦う」と話した。
イ・ヘチャン前総理は「総理公館は個人住宅ではないので、警護員だけでも10人余りがいる所なのに、世の中にどうして総理公館にきて金を与えるというのか」と反問した。クォン・ヨンギル議員は「ハン前総理を守ることは個人としてのハン・ミョンスクではなく民主主義と正義を守るための独裁勢力との戦い」と話した。
一方、ソウル中央地検特捜2部(部長 クォン・オソン)はこの日、ハン前総理が検察の出席要求に応じないことにより調査日を14日に設定し再度召還を通知した。検察はハン前総理の出席を何回でもさらに要請する方針だが、応じない時は懸案の敏感性などを考慮し逮捕令状を発行せず直ちに不拘束起訴をする方案も検討中だ。検察はクァク・ヨンウク(69・拘束起訴)前大韓通運社長がハン前総理に渡したと述べた5万ドルの性格を‘人事の口利きの代価’と見て、贈収賄罪を適用する方針だと知らされた。
検察はまたクァク前社長から‘2006年末当時、与党核心要人C氏の側近に公企業社長の席をお願いし数万ドルを渡した’という陳述を確保し、事実を確認中だ。しかし検察はC氏が側近にこのお金を渡された可能性は低いと見ている。
イユ・チュヒョン,ソク・ジンファン記者edigna@hani.co.kr
原文: 訳J.S