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交錯する‘私教育効果’

登録:2009-12-10 13:54
https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/392430.html

原文入力:2009-12-09午後11:32:35
中上位圏学生 数理領域 助け
学院数・受講料と成績は無関係

チョン・ミニョン記者

私教育を受ければ果たして修学能力試験の成績が上がるだろうか? これに対する研究者たちの見解は交錯した。

9日シンポジウムで発表者として立ったシン・ヘスク韓国教育開発院博士とカン・サンジン延世大教授は、私教育が学生の成績や教科により異なる効果を出すという共通した分析を出したが、具体的な分析においては互いに違う結論を下した。シン博士は「上位圏学生たちの場合、言語や数理領域に対する私教育には特別な効果がないが、中上位圏学生(6等級以上)には私教育の効果が現れる」と分析した。反面、カン教授は「数理領域の中上位圏を除き、言語と外国語領域では私教育が成績向上に特別な効果がない」と結論を下した。カン教授は「通常的に私教育効果の実態調査をしてみれば、高校段階での私教育は特別効果がないという結果が出る場合が多い」とし「実際に高校段階では私教育を受けずに優秀な成績を維持する学生が少なくない」と説明した。

全体的に私教育が成績変化に大きな影響を与えることができないという分析も出てきた。キム・ソンシク ソウル教育大教授は「地域別学院数や学院受講料水準は5年間の修能成績変化と大きな関連性がなかった」とし「修能成績が高い学生たちが、より学院に対する需要が高かっただけであり、そのような条件が学生たちの成績をより高めているのではない」と分析した。

一方、教育放送(EBS)修能特講が私教育費節減に効果的という分析結果も出てきた。チェ・チャンギュン韓国職業能力開発院博士は「教育放送修能特講を受講した学生が、そうでない学生に比べ私教育費を月12万ウォン程度少なく支出していることが明らかになった」とし「これは教育放送が私教育費軽減に相当な役割を果たすということを示す結果」と分析した。またチェ博士は「私教育の代わりに修能特講を利用することが、実際の成績向上にも効果があることが明らかになったが、国語の場合には高校生活3年間教育放送修能特講を視聴したと仮定した場合、約0.5等級程度上げる効果があると調査された」と明らかにした。チョン・ミニョン記者minyoung@hani.co.kr

原文: 訳J.S