原文入力:2009-11-26午後07:13:03
教育科学部‘外国語高校改編案’見てみれば
定員縮小・一般高校転換など受け入れ難い
国際高に変わる可能性高い… "私教育 急増"
ユ・ソンヒ記者
←教育科学技術部の委託を受けて外国語高校改編方案を研究してきたパク・ブクォン東国大教授が26日午前、ソウル,世宗路,政府中央庁舎で‘外国語高校制度改善試案’を説明している。 連合ニュース
26日教育科学技術部が公開した‘外国語高校改編案’は、この間私教育の原因と名指しされてきた外国語高校の‘選抜権’をそのまま維持することができるようにしたという点で中身のない方案というのが教育運動団体らの指摘だ。教育運動団体らはすでに入試名門高に変質した外国語高校を廃止し、国際高を除く自律型私立高・自律型公立高・一般系高の内の一つに切り替えなければなければならないと主張している。
■学生数減らし正常化?
外国語高校を存続させる第1案が確定する場合、高難度の英語リスニング評価と教科型面接を通じ成績優秀学生を選んできた外国語高校の選抜方式は、事実上そのまま維持されるほかはない。‘外国語高校改編案’研究責任者のパク・ブクォン東国大教授は代案として‘入学査定官制’導入を主張しているが、この制度が導入される場合、却って学生たちの負担と私教育が増える可能性が大きい。
‘正しい教育のための全国父母会’ユン・スクチャ政策委員長は「外国語高校が成績が優れた学生選抜だけに執着する現実で、入学査定官制を導入すれば内申はもちろん外国滞留経験や外国語能力まであまねく考慮して学生を選ぶことができる途を開いてあげること」として「その場合、入学査定官制対応私教育が急増するに違いない」と話した。
外国語高校の学生数を減らし外国語高校本来の目的に忠実な形にするという発想も現実を無視したものという指摘が出ている。‘私教育の心配ない世の中’政策代案研究所キム・ソンチョン副所長は「外国語高校はこの間、勉強のできる学生を選び、大学入試実績を高めることだけに没頭するなど、設立趣旨がすでに色あせている」として「学生数を減らせば設立目的に合う学校になるだろうという考えは幻想に過ぎない」と批判した。
一方、外国語高校校長らは学生数を減らす方案は絶対に受け入れられないという立場だ。チェ・ウォンホ ソウル大元外国語高校校長は「大部分が私立の外国語高校の学生数を5分の1に減らせば、運営はいったいどのようにしろという話か」として「国家がすべての財政を支援するならば別だが、考えて見る余地すらない」と言い切った。■外国語高校と国際高は‘双生児’
1案と2案は共に外国語高校が自律型私立高・国際高などに切り替えられるようにしたが、自律型私立高に切り替えようとすれば、学生納入金の5%に達する法定転入金を負担しなければならないため、外国語高校が選択する可能性は殆どない。実際‘法定転入金5%’条件を充足する外国語高校は、全国30ヶ外国語高校中で梨花外高が唯一だ。したがって大部分の外国語高校は国際高に切り替える可能性が大きい。メン・カンヨル ソウル明徳外国語高校校長は「国際高は外国語高校と教育過程など似た部分が多いので転換をする場合、考慮できる最も現実的な代案」と話した。
だが国際高は外国語高校と同様に入試で内申成績はもちろん英語試験と口述面接まで反映するため、外国語高校に劣らず私教育を誘発する可能性が大きい。特別目的高校入試専門学院の‘ハヌル教育’イム・ソンホ理事は「国際高が要求する入学要件を充足するなら、むしろさらに多くの私教育を受けなければならない」として「すべての授業が英語で進行されるという点を考慮すれば、外国滞留経験のある学生でなければ入学後に適応することも難しいだろう」と話した。イム理事は「すでに卒業生を輩出した清心国際高と釜山国際高は学生の60~70%を外国大学とソウル・延世・高麗大に合格させるもう一つの入試名門高であり、外国語高校とほとんど違いがない」と付け加えた。ユ・ソンヒ記者duck@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/389984.html 訳J.S