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"教師時局宣言 捜査過程で携帯電話位置追跡された"

登録:2009-11-19 18:35

原文入力:2009-11-18午後09:31:18
チョン・ジンフ全教組委員長 明かす
警察 "黙秘権行使したので確認"

クォン・オソン記者

←チョン・ジンフ全教組委員長

警察が‘第2次教師時局宣言’事件を捜査する過程で、教師たちの携帯電話位置追跡までしたことが確認され‘過剰捜査’論難が起きている。
ソウル,永登浦警察署は18日「教師時局宣言事件を捜査する過程で全国教職員労働組合(全教組)幹部らが全員黙秘権を行使したので携帯電話位置追跡を行った」とし「当時、時局宣言場所に居たか否かを確認するためのもの」と明らかにした。警察は去る7月になされた第2次教師時局宣言と関連し、召還対象者の全教組幹部27人を対象に携帯電話位置追跡を実施したと説明した。

先立って警察は去る6月18日になされた‘第一次時局宣言’(1万7147人参加)について全教組幹部らの事務室と電子メールなどを押収捜索し、検察は先月21日全教組幹部86人を国家公務員法などに違反した疑惑で不拘束または略式起訴した。警察は続けて去る11日から‘第2次時局宣言’(7月19日・2万8635人参加)と関連した召還調査を始め、この日最後の順番でチョン・ジンフ(写真)全教組委員長など4人を召還した。

警察の携帯電話位置追跡に対して全教組は過剰捜査とし強く反発した。チョン委員長は警察に出頭し、記者らに「警察は全教組幹部らに携帯電話位置追跡資料を突きつけ去る8月‘教師公務員時局宣言弾圧糾弾時局大会’に参加したかを問うた」とし「時局宣言と直接関連がない集会出席を問題にするために教師たちの携帯電話位置追跡まで実施するのは明白な別件捜査であり人権侵害」 と主張した。

すでに警察の捜査を受けた全教組のある幹部は「警察が提示した携帯電話位置追跡資料の分量から見て、第2次時局宣言の後一定期間の移動状況を確認したものと見られる」と話した。

チョン委員長は「警察が幹部の銀行口座追跡,電子メール押収捜索に続き、携帯電話位置追跡までして‘苛め’捜査をしている」とし「検・警捜査過程では全国89人の常勤幹部全員が陳述拒否権を行使する」と明らかにした。

クォン・オソン記者sage5th@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/388460.html 訳J.S