原文入力:2009-11-16午後07:34:52
‘射撃場火災’五里霧中…ガス爆発ではないもよう
日本人死亡者中1人, 韓国職員であることが明らかに
シン・ドンミョン記者,チェ・サンウォン記者
14日に発生した釜山室内射撃場火災事故の日本人観光客死亡者が当初8人と知らされたが、この内1人は韓国人であることが明らかになった。これに伴い、全体死亡者10人の内、日本人死亡者は7人に減った反面、韓国人死亡者は3人に増えた。
捜査本部のある釜山中部警察署は16日「日本人と分類した死亡者中1人について、射撃場職員イ・某(32)氏の夫人と兄が左手首にローレックス時計,右手首に銀腕輪を着用していることを確認しイ氏であることが明らかだと述べた」 とし遺伝子検査の結果、イ氏家族の陳述が正しいと確認されたと明らかにした。一方、釜山消防本部が事故当日イ氏と推定した負傷者1人は歯列と歯の検査の結果、日本人観光客ナカオ カヅノブ(37)と確認されたと警察は付け加えた。こういう混乱は死亡者はもちろん負傷者でさえ肉眼で身元を確認することができない状態であるためだ。
事故原因は相変らず五里霧中だ。イ・ガプヒョン中部警察署長はこの日、捜査ブリーフィングで「現在の状態で初めて火事が起こった地点と理由を確認する訳には行かないが、ガスバーナーが爆発して火災が起こったという一部の人々の主張は事実ではないことが確認された」とし「電気ショート,お客さんが捨てたタバコの吸殻など、多様な可能性が残っており調査中」と話した。火災直前に射撃場の電源が突然切れた点、2度の現場鑑識の結果、射撃場休憩室でごみ箱とタバコの吸殻が発見された点などを念頭に置いてのことだ。
警察は特に射撃場従業員が射撃台床の残留火薬を掃いて集めごみ箱に捨てたものが、お客さんの捨てたタバコの吸殻などにより引火した可能性についても注目している。捜査本部は17日午後2時、火災現場で第3次精密鑑識を行うことにした。一方、火傷専門病院である釜山ハナ病院で治療を受けている日本人観光客ハラダ ヨウヘイ(37)と観光ガイドのムン・インジャ(66・女)氏など2人は16日午後、皮膚移植などの手術を受けた。
釜山/シン・ドンミョン,チェ・サンウォン記者csw@hani.co.kr
原文: 訳J.S