原文入力:2009-11-17午前08:05:11
内部批判文上げたからと勤務怠慢で重懲戒
ホン・ソクチェ記者
政府と警察指揮部を批判する文を警察内部ホームページの‘警察発展提案の部屋’に数十回上げた現職警察官が罷免された。
ソウル水西警察署は去る9日‘警察公務員普通懲戒委員会’を開き、管内D地区隊に勤務するヤン・某(45)警士を 「警察公務員として法令遵守と誠実勤務など職務上の義務に違反した不正疑惑が認められる」(国家公務員法第56条など)として罷免懲戒処分を議決したことが16日確認された。
警察は‘警察公務員懲戒議決書’で懲戒理由として「ヤン警士がサイバー警察庁‘警察発展提案の部屋’に公開的に‘階級がヤクザ社会だった時代は過ぎた。現場勤務者を愚弄し詐欺行為を行っている指揮部は覚醒せよ’等、指揮部を非難する文を37回にわたりあげた」として「一回は巡回査察勤務時間にもインターネットに接続しこういう誹謗文を載せるなど勤務怠慢をした」と明らかにした。
これに対しヤン警士は<ハンギョレ>記者との通話で「20年間に4回警察庁長官表彰を受け、懲戒どころか始末書一枚すら書いたことがない」として「正直な話をすれば‘死’に値する罷免に追いやる過程が続いている」と反発した。ヤン警士が懲戒を受けた後、最後に9日頃ホームページにあげた文には4500人余りの警察官が読みコメント100件余りが続いた。
ヤン警士はまた‘内部批判’を許したホームページの提案部屋に文を載せたことと勤務中に請願した人と一部摩擦を起こした事例を懲戒理由とすること自体が‘標的監察’という主張をした。ヤン警士はまた去る5月と10月に罷免されたパク・某,チャン・某警察官も同じ理由で罷免されたと主張している。警察内部でもこれに対する不満の声が溢れでている。地方警察庁に勤めるある警察官は「指揮部が一線警察官らの‘苦言’に耳を塞ごうとしている」と話した。
ホン・ソクチェ記者forchis@hani.co.kr
原文: 訳J.S