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首都圏再開発‘数十億わいろ’公務員・警察・弁護士も関与

登録:2009-11-16 12:21
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/387777.html

原文入力:2009-11-15午後08:30:36
ソウル,松坡・京畿城南など8ヶ地域…6億受け取った組合長など32人起訴

イ・ギョンミ記者

ソウル,松坡・江東区,京畿城南市など8ヶ地域の再建築・再開発過程で各々数億ウォン台のわいろを授受した疑惑で組合役員と工事業者幹部など32人が検察により起訴された。この中には‘不正の見張り番’の役割をしなければならない警察官と区庁公務員も含まれている。

ソウル東部地検刑事6部(部長 イジュンヒ)は15日再建築工事業者の選定過程で建設業者から請託と共に6億ウォンの金品を受け取った疑惑(特定犯罪加重処罰法のわいろ等)で松坡区Cアパート再建築組合長コ・某(61)氏など組合長3人を拘束起訴したと明らかにした。検察はまた別のCアパート再建築過程でブローカーとして活動した疑惑(弁護士法違反)で警察幹部キム・某(40・警監)氏をはじめ再建築・再開発地域でわいろを授受した公務員・弁護士・組合幹部・施工会社職員など6人を拘束起訴し21人を不拘束起訴した。2人は指名手配した。

Cアパート再建築団地組合長コ氏は500億ウォン規模の建具工事をある業者が引き受けるようにし、その業者代表のキム・某(50)氏から計6億ウォンを受け取った疑惑を買っている。キム氏は組合長の他にも組合監査(拘束起訴),理事(不拘束起訴)等に計14億5000万ウォンを渡したと調査された。

再建築が行われた松坡区の別のCアパート2団地の場合、組合長イ・某(59)氏は清掃業者の選定過程に関与し、ある業者から3800万ウォンを受け取るなど計8800万ウォンを受け取った疑惑で拘束起訴された。この過程で警察幹部キム氏は業者側から1億5000万ウォンを受け取り、イ氏と組合顧問弁護士(不拘束起訴)に渡し、自身は中間で3500万ウォンを取り込んだ疑惑を受けている。

松坡区庁の公務員キム・某(53)氏は巨余洞K再開発区域の組合設立を認可する代価として業者から1700万ウォンを受け取り数回にわたり供応を受けた疑惑で不拘束起訴された。

施工者側の不正も確認され、D建設幹部2人と撤去業者も事業者選定代価として2億~3億ウォンを渡した疑惑で不拘束裁判を受けることになった。江東区K再開発団地ではH建設職員が‘面倒を見て欲しい’という意味で組合長(拘束起訴)個人宅に3000万ウォン分のインテリア工事を無料で行ったと調査された。

検察は逃走したある建設業者とK再開発組合役員など2人を指名手配する一方、28億ウォン相当の不法犯罪収益は裁判を経て全額追徴することにした。

ピョン・チャンウ東部地検検事補は「再開発・再建築不正は分譲価格引き上げにつながり、その被害が一般住民たちにそっくり戻るほかはない」と話した。

イ・ギョンミ記者kmlee@hani.co.kr

原文: 訳J.S