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国税庁 ‘権力争い’…組織揺れる

登録:2009-01-13 20:53

原文入力:2009-01-13午後07:19:31
庁長3代にかけて,わいろ授受 不名誉辞退
‘上納疑惑’ ハン・サンリュル庁長 人事に内部反発
大統領府 “国税庁長 辞表出すようだ” 更迭に重さ

チョン・ナムギ記者ファン・ジュンボム記者キム・ナムイル記者

←ハン・サンリュル国税庁長が国税庁次長在職当時、チョン・グンピョ国税庁長に高価なわいろ性の絵画を上納したという報道が続く中で13日午後ソウル,鍾路区の国税庁で職員らが昼食をした後,庁舎に入っている。 イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr

ハン・サンリュル国税庁長が2007年次長在任時、チョン・グンピョ(55・拘束収監)当時庁長に高価な絵画を上納したという疑惑と関連して、まもなく辞表を出すものと見られる。国税庁は前・現職庁長の相次いだ不正事件で信頼に大きい打撃を受けることになり、今週末ごろに予定された地方庁局長級後続者が不透明になるなど組織が総体的な危機に陥った。

大統領府関係者は13日「絵画が行き来したことについて賄賂か否かはこれから調査する問題だが、ひとまず(絵画を)与えたことは事実と見える」として「ハン庁長が自ら辞表を出すのではないかと予想される」と話した。彼は「絵画事件に対する関係者たちの陳述が一貫して一致している」として「絵画の他に他の疑惑も出てくる可能性があり国税庁長職を維持するのは容易でないだろう」と付け加えた。

ハン庁長は参加政府の時の2007年11月に庁長に任命されたが、イ・ミョンバク政府スタート後にも予想とは異なり留任に成功した。だが最近与党の一部では、ハン庁長が国税庁次長の時の2007年中盤に当時イ・ミョンバク候補と家族の不動産保有現況を問い合わせたことに疑いを持ち更迭論を提起してきた。この日イ・ドングァン大統領府報道官はブリーフィングで ‘ハン庁長事件がイ・ミョンバク大統領に報告されたか’という質問に「(新聞に)あまりにも大きく出ていたので内容は知っておられるだろう」と話した。

特に国税庁内部では今回の絵画ロビー疑惑がふくらんだ背景を、ある庁長幹部に不満を抱いた大邱・慶北(TK)出身の一部幹部たちの反発と関連づけて解釈していて内部の不信と傷も簡単には癒えないものと見られる。ハン庁長が退く場合、国税庁はイ・ジュソン,チョン・グンピョ前任庁長に続き3代にわたり庁長が賄賂授受疑惑などで拘束されたり辞退する不名誉を抱えることになる。

国税庁高位関係者はこの日「今年初め、国税庁次長をはじめとする1級全員交替以後、来る14~15日頃ソウルおよび中部地方国税庁局長級要人を終える予定だったが事実上難しいと見られる」と話した。 ハン庁長が更迭される場合、再び大規模後続人事が避けられないこともあって国税庁の組織動揺は当分落ち着きにくい展望だ。国税庁のある幹部は「国税庁全体職員らが全く仕事に取りかかることができない雰囲気」と伝えた。

一方、最高検察庁のある関係者は「まだ他の監査機関で絵画上納と関連した内偵結果を通報を受けられていないが内偵結果を受け付け次第まもなく調査に着手するだろう」と話した。 チョン・ナムギ選任記者,ファン・ジュンボム,キム・ナムイル記者 jnamki@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/333069.html

原文: 訳J.S