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補欠選単一化失敗関連 “単一化は勝つためのもの”

登録:2009-11-07 09:39

原文入力:2009-11-06午後11:35:29
進歩改革連帯の道<4>チョン・セギュン民主党代表
“民主党のアイデンティティは中道進歩…理念より民生政策 優先”

イ・ジョンエ記者

←チョン・セギュン民主党代表が6日午前、ソウル,孔徳洞のハンギョレ新聞社<ハニTV>スタジオで開かれた野4党オン・オフライン聴聞会‘進歩改革連帯の道,4党代表に問う’に出てきて討論者らの質問に答えている。 カン・ジェフン選任記者khan@hani.co.kr

<ハンギョレ><京郷新聞><オーマイニュース><プレシアン>等、‘4ヶ進歩媒体’共催で6日開かれた‘進歩改革 連帯の道’4回目討論会で最後の出演者であるチョン・セギュン民主党代表は討論時間を通して‘ミスタースマイル’らしいやわらかな態度を失わなかった。しかし彼は民主党が先に群小政党との選挙連合で‘譲歩’しなければならないという主張に対しては「どちらか一方が一方的にあきらめる交渉は不可能」「単一化は勝つためにするものであり、それ自体が目的ではない」と言い切った。

チョン代表に降り注いだ質問の矢は他の政党との選挙連合問題,民主党の紛らわしいアイデンティティなどだった。

イユ・チュヒョン<ハンギョレ>記者は10・28補欠選安山常緑乙候補単一化失敗と関連して「民主党が果たして真正性があったか」と尋ねた。イ・テグン<京郷新聞>論説委員も「民主党候補が世論調査で優勢だという覇権意識があり単一化できなかったのではないのか」として「そのために今後の単一化展望が一層暗くなった。民主党は小貪大失した」と指摘した。

チョン代表は「来年の地方選挙では全国に200ヶ余り団体長がいるが、利害関係調整がさらにやさしい面もある」として「他の野3党代表らにあらかじめ単一化議論をしようと提案した」と話した。しかしチョン代表はソウル・京畿・仁川など3ヶ所の広域団体長選挙で最小限1ヶ所以上の譲歩をするという姿勢があるかとの質問には「可能性を完全に閉じて交渉することはできないだろうし、それでも先に気前よく施して行うことができるわけでもない」とし原則的な立場を取った。

1年余り前から民主党が準備しているニュー民主党プランと去る1日‘民主政府10年には縛られない’という‘チョン・セギュン ドクトリン’の‘正体’は何かという質問も続いた。キム・ホンテ仁荷大兼任教授は「民主党の最も大きな問題は中道化されているアイデンティティ混乱」と指摘し、キム・ミヌン聖公会大教授も「チョン・セギュン ドクトリンは保守政策も受け入れるということではないのか」と問い質した。チョン代表は「私たちの党のアイデンティティは中道進歩だ。ただし理念に過度に埋没せず民生に役に立つ政策ならば左でも右でも関係なく柔軟に受け入れるという意」と説明した。

彼は党の問題点を改善するために枠組みを破ることよりは段階的に直して使おうという立場を取った。イ・テグン論説委員が「現在の民主党のままでは駄目なのではないか。チョン代表が直接リーダーシップを見せ民主党の殻を打ち破ることが出発点ではないか」と尋ね、チョン代表は「同意できない。不足することがあるならば自ら強くなったり他の勢力と力を合わせる方法がある」と答えた。

チョン代表は民主党が代案政策も出すことができず悪法もまともに阻むことができないという指摘に対して多少無念だと言った。彼は「党代表になり片手には鋤を,もう一方の手には本を持ちたかった。しかし本を持つことができないほど庶民経済・南北関係の破綻が激しかった。大砲を撃つなら小石くらいは持つべきでないか。片手に鋤、もう一方に小石を持ったら本を持てなかった」と訴えた。

イ・ジョンエ記者hongbyul@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/386411.html 訳J.S