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“ハン・サンリュル国税庁長, 人事請託用の絵画上納”

登録:2009-01-13 12:42

原文入力:2009-01-12午後09:43:15
チョン・グンピョ前庁長夫人明らかに…ハン庁長 “全く事実でない”

チョン・ナムギ記者

ハン・サンリュル国税庁長が国税庁次長として在任した2007年初め、チョン・グンピョ(55)国税庁長に高価なわいろ性の絵画を上納したと<ヘラルド経済>が12日報道した。チョン・グンピョ前庁長は収賄疑惑で有罪が確定し収監中だ。

同新聞はチョン・グンピョ前庁長の夫人イ・某(50)氏が電話インタビューで「夫が国税庁長として在任した2007年初め、ハン・サンリュル当時国税庁次長夫婦と市内某所で会食をして絵画を贈り物としてもらった」と明らかにしたと報道した。イ氏は「当時、夫らが見守る席でハン次長の夫人が私に‘良い絵だから大事に保管して欲しい’と言い‘K地方国税庁長をちょっと押し出して欲しい’という人事請託と共に絵を渡した」と主張した。

イ氏は続けて「その日の集まりにハン次長夫婦が一種の‘K地方国税庁長辞退圧迫シナリオ’のようなものを作って持ってきましたね。その内容はK地方国税庁長の夫人が宗教財団に一年に多額の金を寄付しているが、どうすれば公職者身分でそんなに多くのお金を寄付できるのか掘れば良くないかということだった」と付け加えた。TK(大邱・慶北)出身のK地方国税庁長は要職をあまねく経たハン次長と当時競争関係だったと伝えられていた。

この日提起された疑惑に対してハン・サンリュル庁長は「チョン・グンピョ前庁長夫婦と4人で会った事実自体がない。全く事実でない」と話したと国税庁が伝えた。

問題の絵は夭折した故チェ・ウクキョン(1945~1985)画家が描いた‘鶴洞村’という抽象化で推定価格は3千万~4千万ウォンに達する。

チョン前庁長は2006年チョン・サンゴン当時釜山地方国税庁長から人事請託名目で現金7000万ウォン余りと米貨幣1万ドルの上納を受けた容疑で昨年12月大法院で懲役3年6月を宣告されて収監中だ。

チョン・ナムギ選任記者 jnamki@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/332811.html

原文:   訳J.S