原文入力:2009-11-04午後09:10:17
統計庁 今年8月勤労形態調査
昨年より30万9000人↑女性・高齢層 急増勢 主導
ファン・ボヨン記者,ナム・ジョンヨン記者
去る8月基準で非正規職労働者数が1年前より30万9000人増え、2年半ぶりに再び増加傾向に戻った。政府の財政支出を通じた一時的働き口中心の雇用対策が非正規職増加を導いたうえ、景気低迷の余波で悪い働き口に押し出された人々が多くなったためだ。非正規職の平均賃金は7.3%も減少した。
4日統計庁が発表した‘2009年8月勤労形態別および非賃金勤労付加調査’結果によれば、8月非正規職労働者は昨年同期に比べ30万9000人(5.7%)増えた575万4000人であることが分かった。正規職労働者は1072万5000人で1年前より6万6000人(0.6%)の増加に止まった。非正規職労働者数が増加傾向に戻ったのは2007年3月以後初めてだ。賃金労働者に占める非正規職の比重も34.9%で、1年前より1.1%ポイント増加した。
チョン・インスク統計庁雇用統計チーム長は「希望勤労プロジェクトと青年インターンなど政府が主導的に創り出した短期働き口が増え、非正規職の規模が増加した」とし「企業が景気回復時期を観望し正規職採用を保留し、非正規職をさらに多く雇用する傾向も反映されただろう」と分析した。今年政府は雇用対策として短期働き口40万ヶを作った。
相対的に賃金水準が低い女性と中・高年齢層の非正規職増加が目立ち、全体非正規職の賃金水準も下がった。非正規職の月平均(6~8月)賃金は120万2000ウォンで、昨年同月より9万4000ウォン(7.3%)ほど減少した。
非正規職法改定と関連して政府が提起した‘大量解雇憂慮’は今回の統計でも現れなかった。非正規職法適用対象である2年を超えて仕事をした一時的勤労者は昨年8月に比べ12万6000人(15.8%)減った。これは1年前の昨年8月から14万6000人減ったのと同等の数値で、正規職に転換されたり他の仕事場に移った人も含まれている。
一方、8月の‘非賃金労働者’ 数は714万1000人で、1年間に37万3000人減った。これは零細自営業者たちが景気低迷の直撃弾を受け続々と廃業した結果だ。
ファン・ボヨン,ナム・ジョンヨン記者whynot@hani.co.kr
原文: 訳J.S