原文入力:2009-10-26午後10:41:03
小・中学生・老人など高危険群 被害…学校感染 1週間で1.5倍に増える
キム・ヤンジュン記者
‘新型インフルエンザA’に感染した小・中学生と70代老人など5人が一日で亡くなった。また先週学校など集団施設での集団感染事例が先週に比べ1.5倍程増えるなど新型インフルが急速に広がっている。
保健福祉家族部中央インフルエンザ対策本部は26日、首都圏の一人の男子中学生(14)が去る23日呼吸困難で病院に運ばれ二日後に新型インフル確定診断判定を受けた後、この日肺炎悪化で亡くなったと明らかにした。この学生は永らく喘息を病んできて高危険群に分類される。これで今まで新型インフル感染で亡くなった人は計21人に増え、この内18人が高危険群だと集計された。
対策本部はこれと共に嶺南圏に住む78才の女性と73才の女性が各々糖尿と狭心症などを病んできて新型インフルに感染した後、この日亡くなり死亡原因などを明らかにする疫学調査をしていると明らかにした。これらもやはり高危険群に属する。また大田でも1級脳性マヒを病んできた9才の男の子と、鼻と口などに奇形があり呼吸器感染の可能性が大きい11才の女の子が新型インフルに感染した後に亡くなり疫学調査を進行中だと対策本部は付け加えた。
一方、この日対策本部が発表した‘新型インフル発生現況’資料によれば、先週(10月19~24日)学校・社会福祉施設などで集団感染された事例が878件で先週の356件に比べ1.5倍増え、この内870件が小・中・高校などで発生したと集計された。特に小学校が384件にもなり先週の121件に比べ最も大幅に増えた。また先週の新型インフル 確定診断患者は一日平均4222人が発生し、先週の1573人より1.7倍程増えた。
チェ・ヒジュ対策本部副状況室長は「新型インフル発生が明確に増加傾向を示していると判断される」として「医療スタッフに高危険群ではなくてもすべての熱性急性呼吸器疾患者に抗ウイルス剤を投薬するようにした」と話した。
キム・ヤンジュン医療専門記者himtrain@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/health/384043.html 訳J.S