原文入力:2009-10-26午後06:33:43
ユ・ミョンファン外交“再建助ける民間要員保護のため”…再派兵 手順踏む公算
カン・テホ記者,ソン・ウォンジェ記者
政府がアフガニスタン再建のための地方再建事業チーム(PRT)を拡大し、その保護を名分にアフガン再派兵側へ進む手順を踏んでいると見られる。
ユ・ミョンファン外交通商部長官は26日、国会外交通商統一委員会全体会議で「アフガニスタン再建のために最小限130人程度の民間専門要員を派遣し運営する考え」と明らかにした。ユ・ミョンファン長官は「現在運用している病院と職業訓練,警察訓練を大幅拡大するという方針」としてこのように話した。先立ってロバート・ゲイツ米国国防長官は22日ソウルで開かれた韓-米例年安保協議会(SCM)時、経済的支援だけでなく‘追加的な種類の支援’を要請した経緯がある。
ユ長官は「戦闘兵の派兵は全く考慮していないが、自らの要員を保護できる警察や兵力を派遣する問題など多様な案を検討している」として「詳しい事項はこれから国会との協議を通じて決めていく」と明らかにした。国防部当局者は警戒兵力派遣と関連して「政府次元の原則が決定されれば時間がかかりはしない」として「(警戒兵力は)特戦司令部や海兵隊など精鋭部隊で構成するほかはないだろう」と話した。
ユ長官は「アフガン再建支援は国連安保理の決議によりテロとの戦争の一環で展開することで、42ヶ国程度が派兵している」とし「グローバル コリアに進むためにテロとの戦争に参加することが一つの義務であり、アフガン情勢の安定は安定した駐韓米軍駐留条件を作る問題とも直接的に連結している」と強調した。
政府は去る4月のロンドン韓-米首脳会談が終わった後の5月にもアフガン再建のために当時25人水準だった地方再建チーム規模を来年1月までに85人に増やし救急車など500万ドル相当の装備を支援することにした。したがってわずか半年ぶりに地方再建チームの規模を5倍以上増やしたわけだ。
韓国は9・11テロの後、米国が‘テロとの戦争’を名分にアフガンを攻撃した以後の2002年9月に国軍医療支援団(東医部隊)を、2003年2月には建設工兵支援団(茶山部隊)を各々派兵し2007年12月14日東医・茶山部隊員195人を全員撤収させた。政府の度重なる撤収約束だけでなく2007年夏アフガンで韓国人23人がタリバンに人質にとらえられ2人が殺害された事件も大きく作用した。カン・テホ南北関係専門記者,ソン・ウォンジェ記者 kankan1@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/383995.html 訳J.S