原文入力:2009-10-24午前01:26:57
ソン・ヨンチョル記者
今年の国政監査でもやはり遠慮のない野党議員らの活躍が引き立って見えた。
国土海洋委所属キム・ソンスン民主党議員は最大争点の4大河川事業の問題点を鋭く暴いた。キム議員は水資源公社が内部法律検討を通じ4大河川事業を自体事業として一手に引き受けたことは違法という事実を知っていたという内部文書を公開することにより、4大河川事業が拙速推進されているという点を暴露した。
文化体育観光放送通信委所属チョン・ビョンホン民主党議員は大統領府行政官がKTとSK,LG等、通信3社の対外協力担当役員らを大統領府に呼び、韓国デジタルメディア産業協会に250億ウォンの基金出資を要求した事実を知らせた。
また行政安全委所属の同党チェ・ギュシク議員は警察庁対外秘資料の‘公安事犯照会リスト’と‘デモ事犯電算入力カード’を初めて公開し、警察が未だに連座制を適用していると批判した。教育科学委チェ・ジェソン民主党議員はチョン・ウンチャン国務総理のポスコ 青厳財団理事と預金保険公社諮問委員などの兼職問題に執着し、結局「自己管理が徹底できなかった」というチョン総理の謝罪性告白を引き出した。
環境労働委員会所属ホン・ヒドク民主労働党議員も、環境部監査で政府が4大河川事業に含まれる自転車道路建設と生態河川復元事業を民間資本事業に切り替え、これに国民年金など年金基金が主導する5千億ウォンの緑色ファンドを投じる計画をたてたと指摘するなど猛活躍した。文化体育観光放送通信委所属キム・チャンス自由先進党議員も、文化財庁が文化財保護法施行規則と調査員らの資格を大幅に直して4大河川開発流域埋蔵文化財調査を拙速に行わせた事実を資料を通じて論駁した。
与党議員らの中にも政府の誤りを鋭く指摘するなど国政監査スターに浮上した議員が少なくなかった。国防委所属キム・ヨンウ議員は去る6日、国防部が政治家たちを査察していると指摘し国防部から「誤解を招く部分があったようだ」という返事を引き出した。政務委所属のイ・ハンク ハンナラ党議員は去る22日、国会政務委員会国務総理室国政監査でイ・ミョンバク政府になって大幅に増えた国家債務と家計負債,青年失業率などを具体的な数値を通じて知らせるなど、現政権の経済政策の虚実を鋭く指摘した。キム・ソンシク議員は‘2009国政監査政策研究シリーズ’を本にして出すなど、政策代案を提示し好評を博した。
ソン・ヨンチョル記者sychee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/383590.html 訳J.S