原文入力:2009-01-11午後09:39:38
キム・ソヨン記者
全国一斉試験形式の小・中学生対象試験が今年も三回程度実施される。一部父母と全国教職員労働組合などは序列化を助長し成績競争を深化させるとし一斉試験に反対しており論難が続くものと見られる。
教育科学技術部は11日、小学校4学年~中学校3学年の生徒たちを対象に教科学習診断評価を3月10日全国で一斉に施行する予定だと明らかにした。この評価では国語・英語・数学・科学・社会など5ヶ科目の試験が行われる。
昨年は中学校1学年の生徒に対して市・道教育庁が連合して全国評価を実施し小学校と中学校の試験日時が異なったが、今年は教科部が全て主管し3月10日一日で試験を受ける。教科部関係者は「新学年をむかえて教科に対する学生たちの理解水準を診断する評価として初・中学校試験の性格が同じで同日に全て行うことにした」と話した。
10月にも全国一斉試験が実施される。10月13日には全国の小学校3年生を対象にした基礎学力診断評価と初6・中3生徒が参加する学業達成度評価が全国的に実施される。また12月23日には中学校1~2年生を対象にする市・道教育庁次元の学力評価が予定されている。ソウル市教育庁は各種評価の当日に他の教育活動が重複しないよう最近各級学校に今年の学力評価日程を通知した。
全教組は「教科部と市道教育庁が教育現場をひたすら成績至上主義と競争側へ押しやるという意志を露骨に表わしている」と批判した。
キム・ソヨン記者 dandy@hani.co.kr