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‘市民暴行’警察官懲戒 知らぬフリ

登録:2009-10-15 10:40
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/381924.html

原文入力:2009-10-14午後07:21:32
告訴事件 大部分却下・起訴中止
ろうそく集会起訴者は1600人余りに達する

イ・ギョンミ記者

去る5月ろうそく集会でのデモ鎮圧途中、いきりたち市民に指揮棒を振り回したチョ・某警監(別名‘サムライ・チョ’)が何の懲戒も受けなかったことが13日開かれた警察庁国政監査で確認された。また昨年ろうそく集会で警察官に暴行されたという理由で市民が出した告訴事件20件中の大部分が警察で却下または起訴中止意見で一段落し、‘縮小懲戒・捜査’という批判が出てきている。

ソウル,鍾路警察署は14日「ろうそく集会当時、受け付けられた警察官暴行告訴事件を捜査した結果、身元が確認された戦闘警察官2人を暴行疑惑で起訴意見を出し、残りは却下したり起訴中止意見で検察に送検した」と明らかにした。鎮圧を指揮した幹部らに対しては無嫌疑処分(却下)意見を、鎮圧に加担した機動隊員や戦闘警察官に対しては身元を確認できないという理由で起訴中止意見を出したのだ。

先立って昨年6~8月ろうそく集会に参加し負傷した市民らは暴行警察官を捜査してくれとして検察に告訴状を提出した。検察は事件を警察に送り、警察は1年目の去る8月に捜査結果を検察に提出した。

反面、市民に対する処罰は明確に異なる。去る5月、狂牛病国民対策会議が出した資料によれば、昨年ろうそく集会参加者の内、起訴された人は1627人に達した。

参加連帯は「単純集会参加者まで大量に起訴し刑罰権を乱用しているという批判を受ける検察と警察が、暴力的な鎮圧行為に対しては知らぬ振りをしている」と明らかにした。

イ・ギョンミ記者kmlee@hani.co.kr

原文: 訳J.S