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北“臨津江事故 遺族に弔意”

登録:2009-10-15 09:09
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/381898.html

原文入力:2009-10-14午後09:33:29
政府, 謝罪受け入れ…16日 赤十字接触‘成果’期待

ソン・ウォンジェ記者

‘臨津江事故’で生じた南北当局間対話の障害要因が事故発生38日ぶりに除去された。北韓が14日、臨津江上流の黄江ダム無断放流により先月南側住民6人が亡くなった事故に対し遺憾と弔意を表明し、北側の公式謝罪を要求してきた政府は直ちにこれを‘謝罪’として受け入れると明らかにした。これと関連し16日赤十字実務接触でも南北間に対話の雰囲気が続くという観測が出ている。

北側はこの日、開城南北経済協力協議事務所で開かれた臨津江水害防止実務会談で「‘臨津江事故’で南側で想像しない人命被害が発生したことに対し遺憾と考える」とし「遺族に対して深い弔意を表明する」と明らかにしたと統一部当局者が伝えた。

また北側は‘黄江ダム無断放流’原因について「該当機関でより大きな被害を防止するためにやむをえず緊急放流するほかはなかった」と説明したと、この当局者は付け加えた。

パク・ソンギュ大統領府報道官はこれに対し「北韓が私たちとの関係をうまく解決していこうという意志を示したものと期待する」とし肯定的に評価した。パク スポークスマンは北側の無断放流経緯説明に対して「当時、緊迫した事故だったのか理由を知らせてくれという私たちの要求に対する返事だったと考える」と付け加えた。

統一部当局者も「包括的に見れば北韓が謝罪をしたと見る。謝罪として受け入れるというのが政府の公式立場」と明らかにした。北側は去る9月6日‘臨津江事故’が発生した翌日である9月7日、対南通知文を通じ「ダムの水位が高まり放流した」と明らかにした。しかし政府は翌日‘北韓の責任ある当局の十分な説明と謝罪’を公式要求した。

南側はこの日、事故再発防止のための放流事前通報を北側に要求しダムの名称と放流量,放流理由に区分された通知様式を北側に伝達した。北側は「今後は放流時に南側に通知する」と答えたと統一部は伝えた。南北は以後、板門店連絡官を通じた文書交換方式で後続会談の日程を定めることにした。南北は16日開城南北経済協力協議事務所で赤十字実務接触を開き離散家族対面など人道的問題を協議する。 ソン・ウォンジェ記者wonje@hani.co.kr

原文: 訳J.S