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世宗市の代わりにUシティ・グリーンシティ

登録:2009-10-14 09:51
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/381685.html

原文入力:2009-10-13午後10:53:16
大学・企業・研究施設 移転含む
与党, 修正案具体検討 開始…“セマングム用途変更 参照”

シン・スングン記者,ファン・ジュンボム記者

政府とハンナラ党など与党核心部が世宗市変更と関連して、大学と大企業移転などの具体的な方案を綿密に検討していることが分かった。

与党高位関係者は13日「政府部内で世宗市に大学,研究施設,企業らが全て入る方案を研究中」として「来月、国会対政府質問が終わった後に総理室で関連企画団を作り世論を取りまとめるだろう」と話した。この関係者は「与党内で変化した世宗市の名前を‘Uシティ’または‘グリーンシティ’と呼んでいる」と付け加えた。与党内で世宗市の内容を変えるという共感が形成されたという話と解説される。

イ・ミョンバク大統領の側近であるハンナラ党のある再選議員も「イ・ミョンバク大統領は国民の反対で大運河は放棄したが、世宗市変更計画は絶対に放棄しないという考えだ。すでに行政中心複合都市建設庁(行複庁)を中心に代案を全て作ってあると聞いた」とし「ソウル大工大を移し大企業の工場及び本社を移転する方案もここに含まれたと理解している」と話した。

イ大統領と近い首都圏親イ直系のある議員も「与党内に、国家運営の効率性等を考慮すれば盧武鉉政府が推進した行政部署移転計画を予定通りに推進できないという共感は明らかだ」とし「10月補欠選以後に政府とハンナラ党親イ系議員らを中心に教育科学技術部,環境部など一部部署と大学,大企業の移転で自足機能を高める方案など変更案が本格提起されるだろう」と話した。

チャン・クァングン ハンナラ党事務総長もこの日、与党の高位党役員としては初めて世宗市変更について公開的に言及した。チャン事務総長はこの日、平和放送‘開かれた世界,今日!’で「法案に手を付けなくとも内容は変化を与えられる道がある」とし「世宗市もセマングムの用途変更を参照しなければならない」と話した。ハンナラ党の党論はこの間‘世宗市原案’推進だった。

チャン総長はこの日<ハンギョレ>との電話通話で「行政中心複合都市建設法の趣旨を考慮する時、行政部署を一ヶ所も移転しないことは難しいだろうが、移転告示変更を通じ政府機関移転は最小化し、地域経済を活性化し自足機能を高められるように大学・企業などを追加で移転する方案を模索して見ることができる」と話した。彼は「忠清道民らは地域住民に実質的な助けを与えようとする与党の変化企図に闇雲に反対するのは止めなければならない」と話した。これは民主党・自由先進党など野党の反発で法案修正さえ容易ではない行政複合都市建設法に手をつけない代りに移転告示変更等を通じて9部2処2庁移転計画を大幅縮小するという意味と思われる。

一方、国務総理室はチョン・ウンチャン総理が来月世宗市問題を扱う専門機構をスタートさせるという一部マスコミの報道に対し「国務総理室で今後の計画に対する立場や方向が決定されたことはない」と否認した。しかし総理室は「政府が世宗市問題に対する検討をしているのは事実」と明らかにした。

シン・スングン,ファン・ジュンボム記者skshin@hani.co.kr

原文: 訳J.S