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非正規職-ジニ係数-自殺率‘死の三角形’

登録:2009-10-12 12:11

原文入力:2009-10-11午後07:33:26
ウォン・ヘヨン議員 分析

イユ・チュヒョン記者

←非正規職比率・ジニ係数・自殺率推移

非正規職比率が高いほど所得不平等が深刻化され、これが自殺率上昇につながる悪循環構造を作っていることが明らかになった。

ウォン・ヘヨン民主党議員は11日、2000~2008年の非正規職比率-所得不平等指数(ジニ係数)-自殺率の相関関係を社会科学分野で広く使われる統計プログラム(SPSS)を活用し分析した結果、こういう結論を下したと明らかにした。3つの指標の相関度を見れば、非正規職比率-ジニ係数は0.477,ジニ係数-自殺率は0.625,自殺率-非正規職比率相関度は0.909と現れた。通常、相関度が0.2~0.3ならば相関関係が微弱で、0.4~0.5は相関関係があり、0.6以上ならば相関関係が強いと判断する。

非正規職比率-ジニ係数-自殺率の年度別推移(百分率換算)を見れば、2000年には非正規職比率9%-ジニ係数10.5%-自殺率7.4%を記録したが、2008年には非正規職11.3%-ジニ係数11.5%-自殺率13.1%と同伴上昇する傾向を示した。

ウォン・ヘヨン議員は「非正規職比率-ジニ係数-自殺率は庶民生活を悪化させる‘死のトライアングル’」として「死の三角環を絶ち切ろうとすれば非正規職比率が至急改善されなければならず、雇用・教育・医療・家計など生活の質を全体的に管理する労働福祉システムが必要だ」と話した。

イユ・チュヒョン記者edigna@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/381326.html 訳J.S