本文に移動

[ミネルバ拘束波紋]新東亜 ‘ミネルバ投稿’ 虚偽論難

登録:2009-01-11 21:36

原文入力:2009-01-11午後07:31:43
キム・ドンフン記者シン・ソヨン記者キム・ポンギュ記者

←インターネット論客 ‘ミネルバ’ ことパク・某氏が10日夕方ソウル,瑞草洞,ソウル中央地検から出て拘置所へ向かう乗用車内で疲れた様子で目じりを撫でている。 キム・ポンギュ記者 bong9@hani.co.kr

ミネルバ,インタビューや寄稿 否認

<新東亜>は果たして誰にインタビューしたのだろうか? インターネット論客‘ミネルバ’と指定されたパク・某(31)氏が「新東亜とインタビューしたことはない」と明らかにして、新東亜記事が真偽論難に包まれた。

新東亜は昨年12月号で‘インターネット経済大統領ミネルバ絶筆宣言後、最初の投稿’という題名でインタビュー形式のミネルバ寄稿文を載せた。200字原稿用紙100枚ほどの長文だった。この記事で新東亜の質問にミネルバは「証券会社に勤めたことがあり海外滞在経験もある」と答えたりした。

この記事は特に「韓国は500線,米国は5000線が今年の底だと見る。 中国は1000線を崩壊するだろう。江南不動産価格は今の半分水準に落ち江北も追加下落するだろう。2010年まで不況が続くと見なければならない」という悲観的展望を出して波紋を起こした。この新東亜記事はその後ミネルバの経済分析が雲をつかむようで誤りだらけなものにすぎないという主張を後押しする良い例として議論されてきた。

インターネット論客‘ミネルバ’として指定されたパク・某(31)氏が「新東亜とインタビューしたことはない」と明らかにしたことで月刊新東亜の去る12月号の最初の投稿記事に対する真偽論難に包まれた。 シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr

しかしパク氏は10日、裁判所の令状実質審査直後の記者たちの質問に「新東亜の部分に対しては記者の皆さんが明らかにしてくれることを願う」として寄稿やインタビューの事実を否認した。先立ってパク氏に面会したイ・ジョンゴル民主党議員も「朴氏がミネルバ寄稿文は操作されたものと主張した」と伝えた。パク氏は検察が問題視した文をすべて自分が書いたと認めたが、唯一新東亜とのインタビューだけは否認している。

状況がこのように進む中で、新東亜側は困惑せざるを得ない立場に立たされることになった。新東亜側はひとまず「ミネルバ寄稿の背景と経緯については(来る17~18日発刊される) 2月号紙面を通じて明らかにする予定」とだけ明らかにしている。

検察に拘束されたパク氏の話が事実ならば、新東亜はミネルバを詐称した人物にだまされたという疑惑を受けるほかはない。また大衆の好奇心充足のために無責任な記事を載せたという批判からも逃れられないものと見られる。また、この事案は継続して疑問が拭えない‘第2のミネルバ’存在可否と関連しても明白な真実糾明が必要な大きな課題と指摘される。検察が果たしてどんな態度を見せるのか注目される。

キム・ドンフン記者 cano@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/332609.html

原文: 訳J.S