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‘わいろ警察官’懲戒者 1年間で2倍に

登録:2009-10-05 10:22
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/380108.html

原文入力:2009-10-05午前07:27:56
罷免・解任など52→107件…ソウル警察庁 最多

ホン・ソクチェ記者

今年に入り、わいろ授受で懲戒を受けた警察官の数が昨年より二倍に急増したことが分かった。
国会行政安全委員会所属キム・ヒチョル民主党議員が4日に出した‘去る5年間収賄警察官懲戒結果’資料によれば、今年1月から8月までにわいろ授受で警察官が懲戒を受けた事件は計138件に達した。これは去る一年間(72件)と比べ2倍近く増えた数値だ。

特に罷免・解任など重懲戒は昨年の52件から今年は107件に急増した。今年の全体138件の懲戒の内、重懲戒処分となった事件が107件(77.5%)にもなり、わいろ金額などが大きくなったことを傍証した。

階級別に見れば高位職(警尉以上)と下位職ともに懲戒件数が増え、わいろ授受に階級の別はなかった。特に去る2006年以後、減少傾向を見せてきた警監(ムクゲ2ヶ)以上の幹部らの懲戒件数が昨年4件から今年は14件と大きく膨らんだ。一線警察署長(総警)以上の高位職警察官の中で懲戒を受けた人は2人だった。

類型別には事件・交通事故と関連したわいろ授受が僅かな増減にとどまっている反面、遊興店舗・ゲームセンターなどから金品を受けた事例は昨年の35件から今年は54件に増えた。地域別にはソウル警察庁が今年63件で全国最高を記録し、京畿警察庁が32件で2位を占めた。反面、警察庁(本庁)と済州・江原警察庁では懲戒事例がなかった。

キム・ヒチョル議員は「遊興店舗に取締情報があらかじめ漏れているという話が事実である可能性を示す資料」として「警察はより一層厳格に規律を正さなければならない」と話した。

ホン・ソクチェ記者forchis@hani.co.kr

原文: 訳J.S