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“上意下達式 労働運動通じずに金属労組 変化決める時”

登録:2009-09-29 09:33

原文入力:2009-09-29午前07:23:53
チョン・ガプドゥク金属労組委員長 家父長的運動方式 反省吐露

イ・ワン記者

←チョン・ガプドゥク金属労組委員長

全国民主労働組合総連盟(民主労総)の核心である金属労組のチョン・ガプドゥク(51)委員長が最近、傘下現代自動車労組委員長に‘実利派’のイ・ギョンフン候補が当選したことと関連し、「昔のように上層単位から下達するような運動は通用しないということが(今回の選挙結果で)証明された」と話した。

チョン委員長は去る27日夜、ソウル,永登浦2街の金属労組事務室で<ハンギョレ>と会い「(金属労組組合員) 15万人が集まり2年6ヶ月間執行してみた結果が今回出てきた。組織点検ないし(変化に向けた)決定をしなければならない時点」としつつこのように話した。企業別支部から地域別支部への転換方針や上から下すストライキ指針など現場と指導部間に疎通が必要だという指摘だ。現代車労組選挙以後、民主労総側核心幹部から既存路線や運動方式に対する反省的診断が出てきたのは初めてだ。

チョン委員長は金属労組がスタート直後から推進してきた産別労組の組織化と関連して「(否定的認識があるが)産別労組に行けなければ労働運動は成功できず、労組が力を持つことはできない」としつつも「構造の新しい度量の大きな変化をもたらすことができないならば、産別労組の完成は難しくなるだろう。 (既存方式に継続固執すれば)起亜車でも現代車選挙のような現象は起きうる」と警告した。

彼は「現代車労組の今の執行部が対外的に最も剛性支部だったが、やりとげたことはない」として「反省しなければならないことは反省し柔軟でなければならない。時間がかかっても産別労組の組合員教育が必要だ」と強調した。

イ・ワン記者wani@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/379239.html 訳J.S